行橋市議会 > 2014-09-24 >
09月24日-04号

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  1. 行橋市議会 2014-09-24
    09月24日-04号


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    平成26年 9月 定例会(第12回)            平成26年9月第12回行橋市議会              定例会会議録(第4日)1 日  時 平成26年9月24日(水)1 出席議員 別紙のとおり1 その他の出席者 (ア)職務のため出席した事務局職員   議会事務局     局 長 森 渕 幸 二             次 長 松 尾 一 樹            議事係長 篠 田 浩 平            庶務係長 吉 兼 三 佳             書 記 満 江 貴 紀             書 記 田 中 雅 俊 (イ)地方自治法第121条により出席した市職員    別紙のとおり1 本日の会議に付した案件及びその結果    別紙のとおり1 議事の経過    別紙速記録のとおり   平成26年9月第12回行橋市議会定例会議員出席表[第4日]                     平成26年9月24日(水)┌───┬───────┬───┐ ┌───┬───────┬───┐│席 順 │ 氏   名 │出 欠 │ │席 順 │ 氏   名 │出 欠 │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 1 │井 上 倫太郎│ ○ │ │ 12 │藤 本 廣 美│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 2 │小 坪 慎 也│ ○ │ │ 13 │鳥井田 幸 生│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 3 │工 藤 政 宏│ ○ │ │ 14 │田 中 建 一│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 4 │村 岡 賢 保│ ○ │ │ 15 │横 溝 千賀子│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 5 │藤 木 巧 一│ ○ │ │ 16 │城 戸 好 光│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 6 │諫 山   直│ ○ │ │ 17 │西 本   徹│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 7 │小 原 義 和│ ○ │ │ 18 │吉 永   直│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 8 │大 野 慶 裕│ ○ │ │ 19 │宇 戸 健 次│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 9 │西 岡 淳 輔│ ○ │ │ 20 │豊 瀬   尉│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 10 │大 池 啓 勝│ ○ │ │ 21 │德 永 克 子│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 11 │澤 田 保 夫│ ○ │ │   │       │   │└───┴───────┴───┘ └───┴───────┴───┘         平成26年9月第12回行橋市議会定例会[第4日] 地方自治法第121条により出席した者                                   平成26年9月24日(水)┌────────────┬───────┬──┬───────────┬───────┬──┐│    職  名    │  氏  名  │出欠│   職  名    │  氏  名  │出欠│├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市長          │田 中   純│○ │市民協働課長     │田 原 康 行│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│副市長         │松 本 英 樹│○ │地域福祉課長     │唐 﨑 欽 五│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│副市長         │山 本 英 二│○ │地域福祉課参事    │中 村 雅 春│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育長         │山 田 英 俊│○ │子ども支援課長    │黒 田 純 一│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総務部長        │坪 根 義 光│○ │生活支援課長     │梅 林 豊 実│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民部長        │進 谷   稔│○ │介護保険課長     │岡 田 正 二│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│福祉部長        │山 口 眞一郎│○ │土木課長       │平 井 祐 二│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│都市整備部長      │中 村   強│○ │高速道・国県道対策室長│西   義 孝│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│産業振興部長      │鹿 島 英 樹│○ │都市政策課長     │和 田 雄 二│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│環境水道部長      │小 森 孝 義│○ │区画整理課長     │池 永 正 行│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育部長        │灰 田 利 明│○ │農政課長       │杉 本 吉 満│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│消防長         │白 川 達 也│○ │商工水産課長     │新 家 敏 克│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│福祉部参事       │寺 尾 一 紀│  │企業立地課長     │宮 下 義 幸│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│消防次長兼消防署長   │髙 橋 一 文│○ │下水道課長      │石 井 健 治│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総務課長        │岡 田 公美子│○ │上水道課長      │中 原 和 美│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総合政策課長兼     │       │  │環境課長       │菊 池 慎 一│  ││            │穴 繁 利 雄│○ ├───────────┼───────┼──┤│基地対策室長      │       │  │環境課事業所長    │岩 本 文 秀│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│財政課長        │木 野 雅 博│○ │会計管理者兼会計課長 │吉 田   実│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│情報政策課長      │亀 田 秀 雄│  │選挙管理委員会事務局長│野 本   誠│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│契約検査課長      │龍 王 憲 和│  │農業委員会事務局長  │辻   英 樹│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│人権男女共同参画課長  │中 村 浩 行│  │監査委員事務局長   │渡 辺 浄 美│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│税務課長        │米 谷 友 宏│  │学校教育課長     │山 門 裕 史│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民課長        │置 鮎 保 之│  │指導室長       │神 原 修 一│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│収納課長        │末 松 克 朗│  │学校給食課長     │井 上 淳 一│  │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│債権管理課長      │松 本 正 弘│  │生涯学習課長     │有 松 正 一│○ │├────────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│国保年金課長      │中 村 愛 晴│  │文化課長       │小 川 秀 樹│  │└────────────┴───────┴──┴───────────┴───────┴──┘           平成26年9月第12回行橋市議会定例会             議  事  日  程[第4日]                            (平成26年9月24日)日程第1 審査終了事案の上程、委員長報告、質疑、討論、採決(総務委員長)1.議案第46号 行橋市地域振興基金条例の制定について2.議案第47号 行橋市ふるさと納税基金条例の制定について3.議案第48号 行橋市公共施設等整備保全基金条例の制定について4.議案第49号 行橋市社会福祉基金条例の制定について5.議案第53号 行橋市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について6.議案第60号 消防救急無線デジタル化整備工事請負契約の締結について(文教厚生委員長)7.議案第50号 行橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準        を定める条例の制定について8.議案第51号 行橋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に        関する基準を定める条例の制定について9.議案第52号 行橋市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め        る条例の制定について10.議案第54号 行橋市公民館条例の一部を改正する条例の制定について11.議案第55号 行橋市重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正す        る条例の制定について12.議案第56号 行橋市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例の一部を改正        する条例の制定について13.議案第57号 行橋市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改        正する条例の制定について(建設経済委員長)14.議案第58号 行橋市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について15.議案第59号 行橋都市計画事業行橋西口地区土地区画整理事業施行規程        の一部を改正する条例の制定について(各常任委員長)16.議案第61号 平成26年度行橋市一般会計補正予算について(総務委員長)17. 議案第62号 平成26年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算について18.議案第69号 平成26年度行橋市後期高齢者医療特別会計補正予算につい        て(建設経済委員長)19.議案第63号 平成26年度行橋市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予        算について20.議案第64号 平成26年度行橋市公共下水道事業特別会計補正予算につい        て21.議案第65号 平成26年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会計補正予算に        ついて22.議案第68号 平成26年度行橋市農業集落排水事業特別会計補正予算につ        いて(文教厚生委員長)23.議案第66号 平成26年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別会計補        正予算について24.議案第67号 平成26年度行橋市介護保険特別会計補正予算について(各常任委員長)25.議案第70号 平成25年度行橋市一般会計歳入歳出決算の認定について(総務委員長)26. 議案第71号 平成25年度行橋市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認        定について27.議案第78号 平成25年度行橋市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の        認定について(建設経済委員長)28.議案第72号 平成25年度行橋市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳        出決算の認定について29.議案第73号 平成25年度行橋市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の        認定について30.議案第74号 平成25年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会計歳入歳出決        算の認定について31.議案第77号 平成25年度行橋市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算        の認定について32.議案第79号 平成25年度行橋市水道事業会計未処分利益剰余金の処分に        ついて33.議案第80号 平成25年度行橋市水道事業会計決算の認定について(文教厚生委員長)34.議案第75号 平成25年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別会計歳        入歳出決算の認定について35.議案第76号 平成25年度行橋市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定に        ついて日程第2 新たな提出に係る事案の上程、提案理由の説明、     議案に対する質疑、採決1.諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第3 議員提出に係る事案の上程、提案理由の説明、     議案に対する質疑、討論、採決1.議案第83号 行橋市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 意見書の上程、質疑、討論、採決1.意見書第5号 全てのアスベスト被害者の早期救済・解決を図る事等を求め る意見書2.意見書第6号 「農業・農協改革」に関する意見書3.意見書第7号 憲法改正を求める意見書日程第5 議会閉会中の所管事項調査要求       (別紙所管事項調査表のとおり)日程第6 会議録署名議員の指名               平成26年9月24日(4)               開議 10時04分 ○議長(宇戸健次君)  おはようございます。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきまして、議会運営委員会で協議願っていますので、委員長から報告願います。議会運営委員会委員長。 ◆10番(大池啓勝君)  おはようございます。先刻、議会運営委員会を開き、本日の議事日程について、協議を行いましてので、その結果をご報告申し上げます。 本日の議事日程は、日程第1として、審査終了事案の上程を行い、各委員長の報告を受けた後、質疑、討論、採決を行います。今回、審査が終了した旨の報告がなされているものは、議案35件であります。 日程第2として、市長から新たな事案として、人事案件1件が提出されていますので、これを上程し、提案理由の説明を受けた後、議案に対する質疑を行い、直ちに採決することといたします。なお、この人事案件1件の採決方法は、議会運営委員会の申し合わせにより、無記名投票で行うことといたします。 日程第3として、議員から新たな事案として、議案1件が提出されておりますので、これを上程し、議題といたします。 日程第4として、意見書3件が提出されておりますので、これを一括上程し、議題といたします。 日程第5として、議会閉会中の所管事項調査要求を議題といたします。 日程第6として、会議録署名議員の指名を行って、閉会といたします。なお、次回定例会の招集告知日は、平成26年11月25日火曜日、招集日は、平成26年12月2日火曜日の予定で、執行部との調整を行いましたので、議員並びに関係各位のご承知のほど、よろしくお願いいたします。 以上のとおり協議が整いましたので、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 △日程第1 審査終了事案の上程、委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。報告のとおりご了承願います。 日程第1 審査終了事案の上程、委員長報告、質疑、討論、採決を行います。各委員長から審査が終了した旨の報告がなされているものは、お手元配付のとおり、議案35件であります。これを一括上程し、議題といたします。 はじめに、議案第46号から議案第49号まで、議案第53号及び議案第60号の計6件について、一括して、総務委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 総務委員長。 ◆8番(大野慶裕君)  おはようございます。それでは、総務委員会に付託されました、議案第46号から議案第49号、並びに議案第53号、及び議案第60号の計6件につきまして、一括して、審査の経過と結果を、ご報告いたします。 まず、議案第46号から議案第49号までの計4件につきましては、これまで有効活用できていない既存の基金について、統廃合を行い、現在の行政課題に対応するため、新たな基金を設置しようとするものであります。 はじめに、議案第46号行橋市地域振興基金条例の制定について、でございますが、本案は、既存のふるさと基金、文化振興基金を統廃合し、地域振興推進事業への助成や公共施設の利便性を向上する事業など、地域振興に資する事業に活用できる基金を創設しようとするものであります。 審査の中で、委員からは、基金の統廃合に伴い、更に有効的に活用できるよう、用途については的確なものとなるよう、熟考していただきたい、との意見が出されております。 次に、議案第47号行橋市ふるさと納税基金条例の制定について、でございますが、本案は、ふるさと納税制度により寄せられた寄附金について、目的別に募集を行い、寄附者の意向に沿った事業へ財源を充用するために、新たに基金を創設しようとするものであります。 次に、議案第48号行橋市公共施設等保全基金条例の制定について、でございますが、本案は、公共施設全体における、既存建築物の有効活用及び長寿命化等の事業を推進するため、既存の学校建設費基金等の7基金の統廃合を行い、新たに基金を創設しようとするものであります。 次に、議案第49号行橋市社会福祉基金条例の制定について、でございますが、本案は、社会福祉事業費基金、及び高齢者保健福祉基金を統廃合し、高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉等を包含し、より効果的に社会福祉事業の強化推進を図るために、新たに基金を創設しようとするものであります。 以上4件につきまして、とりまとめの段階で、委員より、基金の統廃合により、再構築された基金については、一定の部署に偏ることなく、有効活用していただきたい、との意見が出されました。 次に、議案第53号行橋市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、国の準則である火災予防条例(例)が改正されたことに伴い、所要の改正を行おうとするものであります。 今回の改正の主な内容は、罰則規定において、法人でない団体に罰則の適用がある場合、法人と同様に刑罰を問うことができることとなります。 最後に、議案第60号消防救急無線デジタル化整備工事請負契約の締結について、でございますが、本案は、国の施策により、消防救急無線を、現在のアナログ方式からデジタル方式に移行するための整備工事をしようとするものであります。このため、契約の締結にあたり、行橋市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めようとするものであります。 本契約に係る入札は、去る6月20日に、指名業者2社による制限付一般競争入札で行なわれ、日本電気株式会社九州支社が3億1860万円で落札し、工期は、契約の効力発生の日から平成27年2月27日までとなっております。 また、設置場所については、水害被害を想定し、消防本部3階部分に設置し、消防救急無線のデジタル化により、大規模災害時には、応援部隊と詳細な情報の共有が可能になる、との説明を受けております。 審査の中で委員より、広域化にむけた取組みについて質したところ、担当課からは、救急車両の出動回数の増加など、広域化については、今後取り組まなければならない課題であり、今回のデジタル化においては、大規模災害時など、応援部隊とのより広い情報の共有がなされる有益なものであるとの回答を得ております。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第46号から議案第49号まで、及び議案第53号、議案第60号の計6件につきましては、いずれも、委員、全員一致で、原案のとおり、可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。はじめに、議案第46号について、質疑を行います。委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第46号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第47号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第48号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第49号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第53号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第53号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第60号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第60号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号から議案第52号まで、及び議案第54号から議案第57号までの計7件について、一括して、文教厚生委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。文教厚生委員長。 ◆5番(藤木巧一君)  おはようございます。それでは、文教厚生委員会に付託されました、議案第50号から議案第52号まで、議案第54号から議案第57号までの計7件につきまして、一括して、審査の経過と結果のご報告をいたします。 はじめに、議案第50号行橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、でございますが、本案は、子ども・子育て支援新制度が平成27年4月より実施されること伴い、現在、国の定めるガイドラインを基準に事業を行っている放課後児童クラブについて、市町村が条例で基準を定め事業を行うこととなるため、条例を制定しようとするものであります。 次に、議案第51号行橋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について、でございますが、本案は、子ども・子育て支援新制度が平成27年4月より実施されること伴い、新たに創設される給付制度の給付を受ける施設の確認を市町村が行うこととなるため、条例を制定しようとするものであります。 次に、議案第52号行橋市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、でございますが、本案は、子ども・子育て支援新制度が平成27年4月より実施されること伴い、家庭的保育事業や小規模保育事業などの地域型保育事業の認可を市町村が行うこととなるため、条例を制定しようとするものであります。 審査の中で、担当課から、家庭的保育事業の認可定員は、1から5人、小規模保育事業の認可定員は6から19人であり、該当となる託児所・幼稚園・保育所には意向調査を行った。その結果も踏まえ、平成27年4月1日からの施行に向けて、説明会等、周知を行っていきたい、との説明があっております。 次に、議案第54号行橋市公民館条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、行橋中央公民館内にある行橋公民館を、平成27年1月1日に現在の行橋駅分館に移転することに伴い、行橋公民館の設置場所等を定めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。 次に、議案第55号行橋市重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の法律名の改正に伴い、条例内で法律の題名を引用している箇所を改めるものでございます。 次に、議案第56号行橋市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、母子及び寡婦福祉法の法律名の改正に伴い、条例内で法律の題名を引用している箇所を改めるものでございます。 次に、議案第57号行橋市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、母子及び寡婦福祉法、及び中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の法律名の改正に伴い、条例内で法律の題名を引用している箇所を改めるものです。また、母子及び寡婦福祉法の改正により、父子家庭の父の定義がなされたため、条例の一部を改正しようとするものであります。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第50号から議案第52号まで、議案第54号から議案第57号までの計7件につきましては、出席委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。これより、議案第50号について、質疑を行います。委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、德永克子議員より、討論の通告があっておりますので、これを許します。 德永克子議員。 ◆21番(德永克子君)  議案第50号行橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、反対討論をいたします。 政府は、消費税10%への大増税と一体に、国民へ社会保障の負担増、給付の削減の計画を進めています。医療・介護・年金などとともに、公的保育制度の大改悪である、子ども・子育て新制度も、その1つとして位置付けられています。保育に対する国と地方自治体の責任を、大幅に後退、縮小させ、営利化、産業化することを大原則としました。しかし、父母や保育関係者の声と運動により、当初は削除する予定であった児童福祉法第24条による市町村の保育実施義務は、残ることになりました。保育を必要とする全ての子どもに対し、保育を保障する義務です。この法律に基づく市町村の保育実施義務が子どもの保育を受ける権利を保障するものとしての十分な内容で、完全に実行されることを望みたいと思います。 新制度は、現在の保育制度とは全く異なる原理によって組立てられる制度です。議案第50号としては、放課後児童クラブ、いわゆる学童保育の基準を次の第51号の特定教育保育施設及び特定地域型保育事業と、52号の家庭的保育事業等の運営に関する基準についても、条例案として出ているわけです。 行橋市では、これらの基準の原則を全て国の基準どおりとしています。他の自治体では、この基準では、子どもたちの発達を保障するものとして、問題がある。また今よりも大きく後退するものとして、国の基準より変えているところが相当数あると聞いています。国どおりの行橋の基準では、子どもたちの十分な保育を保障するものではありません。 さて、本50号についてですが、行橋市では、これまで放課後児童クラブ、学童保育は、直接設置運営を行ってきました。質の向上について、私は何度も質問、提起をしてきましたが、全ての校区に設置が出来るまで待ってくださいというのが答えであり、これから、その質の向上に向けていくという段階になっているところです。 今回の条例化に伴って、質の向上を期待したところですが、残念ながら、その期待に沿わないものと言わざるを得ません。 特に問題点としては、1、児童福祉法第6条の3第2項に、適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る、とありますが、学童保育は、子どもたちの毎日の生活を保障する施設です。健康増進や情操を豊かにすることを目的にしている児童館や教育の場である学校とは、根本的に違うものです。この目的が本条例には規定をされていないこと。それが最大の欠点であると思います。 2つ目に、設備の基準及び一支援単位を構成児童数とするについて、附則第2条、4条において、いずれも当分の間として、国が定める最低基準をクリアしなくても良いとしています。現状にあわせたものですが、最低基準すらクリアできずに、しかもいつまでに改善するのかが明らかにされておりません。 以上の点から、残念ながら賛成できません。反対討論といたします。 ○議長(宇戸健次君)  討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、議案第50号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第51号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、議案第51号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第52号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、議案第52号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第54号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第54号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第55号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって議案第55号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第56号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第56号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第57号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第57号は、原案のとおり可決されました 次に、議案第58号から議案第59号までの計2件を、一括して、建設経済副委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。建設経済副委員長。 ◆6番(諫山直君)  おはようございます。それでは、当委員会に付託されました、議案第58号、及び議案第59号の計2件につきまして、一括して、審査の経過と結果をご報告いたします。 まず、議案第58号行橋市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてですが、これは、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部が改正されることにより、この法律の題名が変更となるため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第59号行橋都市計画事業行橋西口地区土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例の制定についてですが、これは、換地計画書の作成にあたり実施した確定測量と地区界測量に合わせ、再度、施行地区内の地域の名称について照査したところ、中央三丁目及び神田町の各一部の追加と西宮市5丁目の一部を削除する必要がでたため、所要の改正を行うものでございます。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第58号、及び議案第59号の計2件つきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。これより、議案第58号について、質疑を行います。委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第59号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第59号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第61号について、各委員長から、所管部分の審査の経過並びに結果の報告を願います。はじめに、文教厚生委員長。 ◆5番(藤木巧一君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第61号平成26年度行橋市一般会計補正予算について、文教厚生委員会所管部分の審査の経過と結果を、ご報告いたします。 今回の当委員会所管部分の補正は、3億263万3000円の増額補正であります。補正の主な内容といたしましては、はじめに、地域福祉課では、就学前の障害児通所支援に係る利用者負担の多子軽減措置に対応するためのシステム改修委託料として、99万4000円が増額補正されております。 次に、子ども支援課では、私立保育園が行う一時預かり事業等の経費に対する補助基準額の増などにより575万円。保育士等処遇改善臨時特例事業費の増、及び児童扶養手当法改正に伴うシステム改修委託料として2816万円。行橋保育園の園舎老朽化に伴う建替工事補助金として2億2400万5000円。水痘ワクチンの定期予防接種化に伴う経費として2174万5000円が増額補正されております。 次に、生活支援課では、就労自立給付金の創設に伴うシステム改修委託料として103万7000円が増額補正されております。 次に、介護保険課では、徘徊高齢者等位置情報検索サービスを試験導入するための委託料として、300万円が増額補正されております。 次に、生涯学習課では、中央公民館行橋駅分館を閉館し、行橋公民館を移転するための経費として、1044万1000円が増額補正されております。 次に、文化課では、福原長者原遺跡南門広場整備工事費などで、756万1000円が増額補正されております。 次に、審査における質疑の主な内容及び意見等について、ご報告申し上げます。介護保険課では、徘徊高齢者対策事業実施にあたり、GPS端末を給付しても装着していなければ効果がない。装着方法はどのように考えているのか、と質したところ、家庭により状況は様々であり、登録者の家族と話し合いながら、靴方式やペンダント方式など最良の装着方法を選定していきたい、と回答を得ております。 次に、生涯学習課では、行橋公民館駐車場を整備する際には、施設周辺が自転車等放置禁止区域に指定されることを考慮し、違法駐輪を助長するようなことがないように対策を考えてもらいたい、との意見が出されました。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第61号のうち、当委員会所管部分につきましては、出席委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  次に、建設経済副委員長。 ◆6番(諫山直君)  それでは、議案第61号平成26年度行橋市一般会計補正予算について、建設経済委員会における所管部分の審査の経過と結果を、ご報告いたします。 当委員会所管部分における補正は、9029万6000円の増額を行うものであります。 今回の補正の主な内容は、まず、農政課において、農村環境整備事業にかかる経費として、4006万4000円の増額補正。また、平成26年7月7日の梅雨前線豪雨による災害復旧事業として、単独事業で43箇所の災害復旧工事の実施に伴い、2375万円の増額補正が、それぞれ計上されております。 審査の中で、災害復旧工事は原形復旧が基本だと思うが、災害を繰り返さないような考え方を担当課として持って欲しい、との意見が出されています。 次に、下水道課において、主に、長江・津田地区の大雨や台風等災害時における、浸水被害軽減を図る目的により、雨水調整池の設計にかかる経費として、2623万4000円が増額計上されております。また、雨水調整池の規模として、容積8000t弱、買収面積5000㎡を予定しており、1時間あたり60mmの降水量に対応できる、との説明を受けております。 審査の中で、雨水調整池の建設予定地周辺は、用途地域指定区域外であり、現在、開発もされているが、予定している規模で、大雨や台風等災害時に対応できるのか質したところ、担当課より、雨水調整池の建設予定地周辺で開発が行われていることも考慮した上で、現在の規模にしている、との答弁を受けております。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第61号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり、可決すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  次に、総務委員長。 ◆8番(大野慶裕君)  それでは、議案第61号平成26年度行橋市一般会計補正予算について、総務委員会所管部分における審査の経過と結果を、ご報告いたします。 今回の補正は、国・県の補助金の内示及び決定に基づくもの、各会計における平成25年度決算の精算に伴うもの、制度改正に伴うもの、緊急を要するものを踏まえて予算措置されております。 まず、歳入補正全体の概要についてですが、使用料・手数料では、中央公民館駅分館の改廃に伴う使用料の減額補正、国庫補助金では、待機児童解消に伴う保育士等処遇改善臨時特例事業を含む保育緊急確保事業費補助金、雨水幹線の実施設計に伴う社会資本整備総合交付金が増額補正され、県補助金では、行橋保育園園舎建替に伴う保育所等整備事業費補助金、徘徊高齢者等位置情報検索サービス委託に伴う個性ある地域づくり推進事業補助金等が、それぞれ増額補正されております。 また、前年度分の精算による特別会計からの繰入金、前年度一般会計の実質収支におる繰越金、前年度事業の精算に伴う諸収入、及び雨水幹線整備事業債が、それぞれ増額補正されております。 次に、当委員会所管部分の主な歳出補正では、まず、2款総務費において、財務会計システム、及び市税還付加算金システムの改修委託料、公共施設等総合計画策定事業に伴う増額補正がされております。 また、一般会計及び平成25年度精算に伴う特別会計繰入金の一部を積み立てるための財政調整基金積立金の増額補正がなされ、平成25年度決算に伴う繰越金の確定に伴う3件の特別会計への繰出金の減額補正される一方、出産育児一時金繰出金の精算に伴う国民健康保険特別会計への繰出金は、増額補正されております。 これらの結果、今回の補正額6億89万6000円を増額し、歳入歳出予算総額を、それぞれ259億722万8000円としようとするものであります。 審査の中で、公共施設等総合管理計画の策定について、担当課から、既存公共施設の維持管理について、あらゆる側面から審議したうえで、管理計画を策定したい、との説明がありました。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第61号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり、可決すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。議案第61号について、各委員長の報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する各委員長の報告は、可決であります。本案は、各委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第61号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第62号及び議案第69号の2件について、一括して、総務委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。総務委員長。 ◆8番(大野慶裕君)  それでは、総務委員会に付託されました、議案第62号、及び議案第69号の計2件につきまして、一括して、審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、議案第62号平成26年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、歳入歳出、それぞれ1億4409万1000円を増額し、予算総額を92億7720万7000円としようとするものであります。 補正の内容といたしましては、まず、歳入におきまして、前期高齢者交付金の減額、国庫支出金では、前期高齢者交付金の減額に伴う療養給付費負担金、また、介護納付金の増額に伴う介護納付金負担金と普通調整交付金、法改正により行うシステム改修に伴う特別調整交付金を、それぞれ増額し、県支出金では、普通調整交付金、前年度精算に伴う出産育児一時金繰入金を、それぞれ増額、さらに、歳入歳出予算の増額補正に伴う、歳入欠かん補てん収入の増額をしようとするものであります。 次に、歳出におきましては、システム改修に伴う一般管理費の増額、介護納付金の増額、前年度の国庫支出金、療養費給付費交付金、及び県支出金の精算に伴う償還金を、それぞれ増額しようとするものであります。 審査の中で、委員より、介護納付金については、国からの決定に基づくものであるが、見込みについは誤差の少ないよう留意していただきたい、との意見が出されております。 次に、議案第69号平成26年度行橋市後期高齢者医療特別会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、歳入歳出、それぞれ644万9000円を増額し、予算総額を9億4203万2000円としようとするものであります。 補正の内容といたしましては、まず、歳入におきまして、平成25年度決算に伴い、前年度の剰余金を収入するための繰越金、及び保険料還付金、還付加算金を、それぞれ増額しようとするものであります。 次に、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金におきまして、平成26年4月及び5月に収納した過年度分保険料を広域連合へ納付する負担金、また諸支出金におきまして、平成25年度の出納整理期間中の保険料還付金、及び還付加算金、平成25年度の精算に伴う一般会計繰出金を、それぞれ増額補正しようとするものであります。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第62号、及び議案第69号の計2件につきましては、いずれも、委員、賛成多数で、原案のとおり、可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。
    ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。これより、議案第62号について、質疑を行います。委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、議案第62号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第69号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、議案第69号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第63号から議案第65号まで、及び議案第68号の計4件について、一括して、建設経済副委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 建設経済副委員長。 ◆6番(諫山直君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第63号から議案第65号、及び議案68号の計4件につきまして、一括して、審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、議案第63号平成26年度行橋市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、歳入において、前年度決算に伴う繰越金の確定に伴い、972万2000円を増額補正するとともに、歳出において、一般会計への繰出金として同額の増額補正を行うものです。 次に、議案第64号平成26年度行橋市公共下水道事業特別会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、歳入の財源更正を行おうとするものであります。 補正の内容といたしましては、前年度決算に伴う繰越金の確定に伴い、3367万9000円を増額補正するとともに、一般会計からの繰入金として、同額の減額を行うものです。 次に、議案第65号平成26年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、歳入の財源更正を行おうとするものであります。 補正の内容といたしましては、前年度決算に伴う繰越金の確定に伴い、44万円を増額補正するとともに、一般会計からの繰入金として、同額の減額を行うものです。 次に、議案第68号平成26年度行橋市農業集落排水事業特別会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、歳入の財源更正を行おうとするものであります。 補正の内容といたしましては、前年度決算に伴う繰越金の確定に伴い、395万3000円を増額補正するとともに、一般会計からの繰入金として、同額の減額を行うものです。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第63号から議案第65号、及び議案68号の計4件につきましては、いずれも、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。これより、議案第63号について、質疑を行います。委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第63号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第64号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第64号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第65号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第65号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第68号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第68号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第66号から議案第67号までの計2件について、一括して、文教厚生委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。文教厚生委員長。 ◆5番(藤木巧一君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第66号及び議案第67号の計2件につきまして、一括して、審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、議案第66号平成26年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、歳入歳出、それぞれ263万円を増額し、予算総額を3254万1000円としようとするものであります。 補正の主な内容といたしましては、歳入では、平成25年度の精算に伴う繰越金を増額しようとするものであります。 次に、歳出では、平成25年度の精算に伴い、行橋市一般会計への繰出金として、110万9000円を増額補正し、苅田町への返納金として108万3000円、みやこ町への返納金として43万8000円が、それぞれ増額補正されております。 次に、議案第67号平成26年度行橋市介護保険特別会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、歳入歳出、それぞれ8745万6000円を増額し、予算総額を50億9890万1000円としようとするものであります。 補正の主な内容といたしましては、歳入では、平成25年度の精算に伴う繰越金、及び介護給付費負担金等精算金であります。 次に、歳出では、平成25年度介護給付費等の精算に伴う基金積立金、一般会計繰出金、国県支出金返納金であります。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第66号、及び議案第67号につきましては、出席委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。これより、議案第66号について、質疑を行います。委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第66号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第67号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第67号は、原案のとおり可決されました。 会議運営上、ここで5分間休憩いたします。               休憩 11時02分               再開 11時11分 ○議長(宇戸健次君)  定足数に達していますので、只今から会議を再開いたします。 次に、議案第70号について、各委員長から、所管部分についての審査の経過並びに結果の報告を願います。はじめに、文教厚生委員長。 ◆5番(藤木巧一君)  それでは、議案第70号平成25年度行橋市一般会計歳入歳出決算の認定について、文教厚生委員会における審査の経過と結果を、ご報告いたします。 今回の決算における所管部分の執行額は、予算現額139億5593万4696円に対し、執行済額133億4518万2140円で、翌年度繰越額は1億5326万7000円となっております。 繰越事業の主な内容といたしましては、子ども支援課における、おおぞら保育園老朽園舎建替工事、及び学校教育課における、小中学校空調整備工事にかかる経費となっております。 次に、平成25年度の当委員会所管部分における主な事業、または新規事業についてご報告いたします。 はじめに、地域福祉課では、地域における相談支援の中核的な役割を担う、基幹型支援センターを設置しております。 次に、子ども支援課では、病中・病気の回復期にあり、家庭で保育を行うことが困難な児童を一時的に保育する、病児病後児保育事業費や延長保育促進事業費等の執行。また、生後4ヶ月までの乳児のいる家庭を訪問し、子育てに関する情報提供を行う、乳児家庭全戸訪問事業などが実施されております。 次に、生活支援課では、就労意欲喚起等支援事業業務委託料や、生活扶助費の支給にかかる経費が執行されています。行橋市の平成25年度末の保護の状況としては、被保護世帯数1163世帯、被保護人員1575人となっております。平成24年度末と比較すると、世帯数で12世帯、人員で52人の減少となっております。 次に、介護保険課では、ひとり暮らし高齢者等に対して、在宅において健康で自立した生活が送れるように、緊急通報システムの設置等で日常生活上の支援を行っております。また、地域密着型特別養護老人ホームや認知症対応型のグループホーム、通い・見守りを中心とした小規模多機能型居宅介護事業所の整備が行われております。 次に、学校教育課では、年次計画で進めている耐震改修事業のうち、行橋南小学校及び椿市小学校で耐震改修工事を実施しております。また、サッカーゴールや電子黒板機能付プロジェクターなどの購入、長峡中学校における体育館防水改修工事など学校環境の整備を行っております。 次に、指導室では、児童生徒・教職員の健康状態の把握、及び感染症などを防ぐため、健康診断等の委託を行っております。また、不登校の児童生徒の学校復帰をめざし、個々に応じた自立を促す適応指導教室などが実施されております。 次に、学校給食課では、平成24年度からの継続事業であります、行橋市防災食育センターの建設が完了し、平成26年4月より、市内小中学校へ給食の供給を開始しております。 次に、生涯学習課では、市民が体育施設を安全・安心に利用できるよう、行橋市庭球場人工芝張替工事等が実施されております。また、年次計画で進められている学習等供用施設改修工事が、松原・道場寺駅前の2ヶ所で実施されております。 次に、文化課では、コスメイト行橋の利用者の安全性と利便性の向上を図るため、設備の改修工事を行っております。また、市指定文化財である守田蓑洲旧居の保護、及び活用を図るため、薬医門等修復工事や屋外トイレ整備工事が実施されております。 次に、審査における質疑の主な内容及び意見等について、ご報告いたします。 はじめに、地域福祉課においては、児童遊園遊具の実態把握について質したところ、危険遊具の修繕・撤去は、大半が地元などの通報によるものであった。現在、調査を行っており、今後、計画的に整備を行っていきたい、との回答がありました。 また、在宅当番医制について、休日・夜間急患センターが新しくなり、将来的には、休日・夜間急患センター中心の活用を考え、今すぐにではないが、京都医師会を含め1市2町で、今後どうあるべきか検討すべきではないか、と意見が出されました。 次に、生活支援課においては、就労意欲喚起等支援事業について、業務委託を行っている今、就労支援のノウハウを内部に蓄積し、職員のスキルアップを図るなど、今後につなげることが大切である、との意見が出されております。また、亀川無縁墓地の納骨堂について、建て替えによる格納スペースの確保には限度があり、骨壷を小さくする、新たな場所に無縁墓地を整備するなど、具体的な検討をすべき、との意見がだされております。 次に、介護保険課においては、敬老祝金について、平成23年に見直した経緯もあるが、支給対象となる高齢者が増えていくことを考慮する必要もあるのではないか、との意見が出されました。 次に、学校教育課においては、プール監視員のマニュアル整備について質したところ、消防本部での講習など、研修は行っているが、マニュアルは作成していない。非常に重要なことであり、来年度に向けて整備をしていく、との回答がありました。 次に、指導室においては、適応指導教室などを活用し、不登校者数が減少するよう、さらなる取り組みを進めてもらいたい、との意見が出されました。 次に、生涯学習課においては、今後の学習等供用施設の指定管理についての方針を質したところ、指定期間が平成28年3月までとなっており、それまでに契約更新についての検討を行いたい、との答弁があっております。 次に、文化課においては、個々の文化財の案内だけでなく、市内全域の文化財を紹介するものなどの整備について質したところ、各校区ごとの文化財案内板を建てる予定である。また、道しるべの整備も行っていきたい、との回答がありました。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第70号のうち、当委員会所管部分につきましては、出席委員、全員一致で、認定すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  次に、建設経済委員長。 ◆11番(澤田保夫君)  それでは、議案第70号平成25年度行橋市一般会計歳入歳出決算の認定について、建設経済委員会における所管部分の審査の経過と結果を、ご報告いたします。 当委員会所管部分における決算の概要は、予算現額57億7495万4253円に対し、執行済額50億7077万8027円で、翌年度への繰越額は、4億6461万7840円であります。 繰越事業の内容といたしましては、都市政策課における総合公園整備事業、市営住宅整備事業。区画整理課における土地区画整理事業。農政課における災害復旧事業に伴う、ため池の整備。商工水産課における沓尾漁港の整備、に要する経費となっております。 次に、平成25年度の当委員会所管部分における主な事業、または新規事業としましては、ハード事業として、市営住宅や総合公園の整備、道路改良工事、河川改修工事、農道や水路等の補修整備、沓尾・蓑島・稲童漁港の整備、稲童工業団地の整備などを実施しております。 また、ソフト事業として、公園施設長寿命化計画策定事業、橋りょう長寿命化計画策定事業、中山間地域等直接支払事業、し尿収集運搬委託、小型合併処理浄化槽設置補助事業、行橋産業祭の実施経費などが執行されております。 また、区画整理課より、行橋駅西口の土地区画整理事業の進捗状況として、出来形確認測量や換地計画の準備を完了しており、平成26年2月初旬より6月末までの間、全地権者に対し、換地計画の個人説明会を実施した。現在は、事業計画変更業務と換地計画作成業務を行っている、との報告を受けております。 それでは、審査における、質疑の主な内容及び意見等について、ご報告いたします。 まず、土木課では、橋りょう長寿命化計画の現況について質したところ、担当課より、平成25年度中に計画を策定し、今後、平成27年度から平成40年度までの間に、44橋を計画に基づき整備していく、との答弁を受けております。また、今後、工事等に着手する際には、事前に説明を行うよう、意見が出されております。 次に、都市政策課では、行事・長浜団地解体後の跡地利用方法について質したところ、担当課より、現在、跡地利用方法について検討している段階であり、もう少し時間を頂きたい、との答弁を受けております。また、行橋総合公園の樹木管理について、指定管理における基本協定通りに、確実な業務の履行を指定管理者に指導するよう、意見が出されております。 次に、区画整理課では、車両の出入りに伴い、歩道における、インターロッキングのずれが、生じていることについて質したところ、担当課より、随時危険箇所については工事を行っており、施工の際、以前より厚みのあるインターロッキングを採用し、ずれが生じなくなり、一定の効果を得ている、との答弁を受けております。 次に、農政課では、辻垣・道場寺地区における、経営体育成基盤整備事業の進捗状況について質したところ、担当課より、平成25年度までに地形図の作成等を完了したところであり、現在、平成28年度の事業実施に向け進めている、との答弁を受けております。また、今後、地籍調査が市の中心部に向かって行われていく際、筆界未定の土地が生じないよう、事業を進めて頂きたい、との要望が出されております。 次に、商工水産課では、行橋夏祭り等における電設工事についての契約状況について質したところ、担当課より、現在、電設組合を通して業者と随意契約しているが、今後、入札も含め、契約方法について検討していきたい、との答弁を受けております。また、今川をメインとした行橋夏祭り、こすもっぺについて、今後、行橋総合公園で開催している、行橋産業祭と合わせ、祭りの新たな形を模索する必要があるのではないか、との意見が出されております。 次に、環境課では、平成25年度における、小型合併処理浄化槽設置補助金の支給状況や方向性について質したところ、担当課より、市民ニーズは年々高まりがある一方、国の補助金で行っており、年々補助率が落ちてきている現状がある。実績としては、申請者211名に対し、178名に補助金を支給した、との答弁を受けております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第70号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、認定すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  次に、総務委員長。 ◆8番(大野慶裕君)  それでは、議案第70号平成25年度行橋市一般会計歳入歳出決算の認定について、総務委員会所管部分における審査の経過と結果を、ご報告いたします。 はじめに、財政課より、平成25年度の一般会計における、歳入歳出、それぞれの決算の概要について、説明を受けております。 まず、平成25年度の歳入決算の総額は、274億1820万7619円で、前年度対比2.4%の増、続いて、歳出決算の総額は、266億637万6461円で、前年度対比2.5%の増となっております。 この結果、歳入歳出を差引した、形式収支額は、8億1183万1158円の黒字となり、これから翌年度へ繰り越します、1億720万2840円を差し引いた実質収支額は、7億462万8318円の黒字決算となっております。 次に、歳入決算額の財源別の状況でありますが、まず、自主財源は、約105億9300万円、構成比率は38.6%であり、前年度より、約5億7300万円上回っております。この主な要因といたしましては、市税の増収や、職員退職手当基金の繰入金の増額によるものであります。 また、依存財源は、約168億2400万円、構成比率は61.4%であり、前年度より、約6900万円上回っております。この主な要因といたしましては、防災食育センター建設費補助金等、防衛関連補助金のほか、国庫支出金、介護基盤緊急整備事業補助金等の県支出金の増額によるものであります。 一方、歳出決算額の性質別の状況でありますが、まず、義務的経費は、約131億3500万円で、構成比率は、49.4%であり、前年度より、約7900万円の増額となっております。主な要因といたしましては、退職手当の増額による人件費の増額によるものであります。 次に、投資的経費は、約52億7700万円で、構成比率は、19.8%であり、前年度より約1億5500万円の増額となっております。主な要因といたしましては、基金積立金の増額及び後期高齢者医療特別会計への繰出金の増額などによるものであります。 以上の決算数値をもとに算出しました、平成25年度の財政指数では、実質公債比率が7.1から6.4に下降しておりますが、経常収支比率は85.1から88.1へ上昇しております。 国の経済対策により、景気は穏やかに持ち直し、法人市民税や消費税増税前の新築家屋の増加に伴う固定資産税の増収などにより、経常収支比率は90%を切っておりますが、今後大型事業も予定され、長期的視野に立って、慎重な財政運営に取り組んでいきたい、との説明を受けております。 それでは、審査における、質疑の主な内容及び意見等について、ご報告いたします。 はじめに、総務課では、土嚢などの防災機材の保管場所について、現在分散してはいるものの、いずれも海抜が低く、災害時の使用が憂慮されるため、改善を行っていただきたい。また、災害が迫った際に、自らが取るべき行動や、避難先を確認する為、防災マップについては、広く市民の手元に配布し、人が集う商業施設への設置なども、検討していただきたい、との意見が出されております。 次に、情報政策課では、パソコンなどの機器や各種システムの保守管理委託について、契約を行う際は、専門的な知識を持つ者が査定しなければ、金額の妥当性を判断するのは難しいと思われる。金額も高額であることが多いため、全庁的に機器やシステムの保守契約の査定を行う専門的な技術者の配置について、検討していただきたい、との要望が出されております。 次に、収納課では、滞納督促通知については、強制執行など重大な案件となる前に、早期において、滞納者に理解を促す説明を徹底していただくよう、意見が出されております。これに対し、所管課からは、自主納税が基本であり、早い段階での納税を今後も呼びかけていきたい、との回答を得ております。 次に、債権管理課では、これまでの滞納整理については成果が出ており、今後も、より一層の研鑽をお願いしたい。また、債権管理課で培った、滞納整理に関するノウハウについては、他の部署へも周知し、各所管においての滞納を生まない体制づくりについて、牽引していただきたい、との要望が出されております。 次に、市民協働課では、地域の活性化や自助・共助の観点からも、自治会の担う役割は今後重要になっていくことから、自治会の未加入者へは、実態を把握し、積極的なアプローチを行っていただきたい、との意見が出されております。これに対して、担当課からは、地域においても工夫を凝らしているが、今後は区長のみならず、地域の担い手へのサポートも検討していきたい、との回答を得ております。 また、防犯灯の設置については、順次、電気代の安価なLED電球へと更新し、周辺環境の変化により、不要となった箇所については、移設を行うなど、有効かつ効果的な活用を呼びかけている、との説明を受けております。 次に、消防本部では、救急車両の出動回数が例年増加傾向にあり、救急出動態勢の充実を図るために、人員体制の分析を行っていただきたい。また、市民の安全確保のために、充分な救急体制の確立を行うよう、要望しております。 また、消防団の自然災害時の対応について質したところ、消防団は、地域防災の中心となることから、今後、装備の強化を予定している。併せて、処遇改善などで人員不足を解消し、より強固な体制づくりを行っていきたい、との回答を得ております。 最後に、選挙管理委員会では、昨今の選挙において投票率の低下が見受けられ、啓発活動について質したところ、街頭啓発活動や若年層への選挙の必要性について啓発等、選挙管理委員会の中でも協議が行われおり、他市の状況を参考にしながら、今後、投票率が上昇するよう取り組んでいきたい、との回答を得ております。 審査終了後、とりまとめの際、委員より、市報配布については、未配布世帯のないように行っていただきたい、との意見が出されております。また、職員研修については、正規・臨時の別なく、幅広い教育を行うとともに、情報の取り扱いについては、慎重な対応に留意していただきたい、との要望が出されております。 採決の結果、議案第70号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、賛成多数で、認定すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。議案第70号について、各委員長の報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、德永克子議員より、討論の通告があっていますので、これを許します。 德永克子議員。 ◆21番(德永克子君)  議案第70号平成25年度一般会計歳入歳出決算の認定について、反対討論をいたします。 平成25年度は、殆どが八並体制においての執行でした。田中新市長になっての体制は、3月18日からです。行政の継続性は当然のことですが、僅か田中新体制20数日での執行についても、見てみたいと思います。市民の声に応えての執行であったのか、若干の分析を行って意見を述べたいと思います。 行橋市の有権者数、これは市長選挙時ですが、5万8384人です。市民税の納税者数は、3万2187人ですから、おおよそ成人の55%の人が市民税課税人口です。45%の人は、市民税を払うだけの所得がないということです。しかも低所得といわれる200万円以下の所得者の課税人員は、1万5269人で、有権者の約26%にあたります。 また、前年度との比較を見ますと、100万円以下の所得人員は、前年度より101人増えた4928人です。高額所得のほうを見ますと、650万円を超す所得者は、1944人ですが、前年度より391人も減っております。 低所得者が多い行橋市民ですが、ますます高額所得者が減り、低所得者が増えている実態が分かります。市民の所得を増やすことと併せ、低所得者の方々への行政内容の充実が求められておりますが、市民の実態に見合った行政内容であったのでしょうか。 さて、財政状況ですが、財政調整基金、ふるさと基金、減債基金を合計した年度末残高は、本年度41億3154万9000円ですが、この額は年々増えて、5年前の平成21年度より18億592万4000円も増えています。財政調整基金への積立が増えているわけです。 一方、地方債は、173億827万1000円ですが、5年前の平成21年度より13億6431万7000円増えております。実質収支額は、おおよそでみると、平成21年度が1億7000万円、22年度は2億8000万円、23年度が2億8000万円、24年度は3億8000万円、そして本25年度は、7億円となっております。 財政運営が健全と言っておりますが、市民の貧困化が進んでいる中で、果たして、それで良いのかどうか疑問をもつものです。 歳入です。自主財源、本年度は構成比率、38.64%です。これは、平成19年度が49.14%でしたが、それから下がってきております。基本である市税は、前年度より約1億円増えていますが、これは消費税増税前の家の新築の影響や、都道府県と市町村の配分が変わった、たばこ税、そして法人市民税の増によるものですが、個人市民税は3800万円、前年度より少なくなっています。市民の所得が減っていることのためです。 款別に前年度より伸びたのは、構成比率での比較で、多い順に国庫支出金、繰越金、繰入金です。 次に、歳出ですが、款別で前年度より増えた順に、まず教育費ですが、これは給食センターの建設関係に、約20億円となっています。次に、農林水産業、総務費となっています。 歳出について、執行における問題点を幾つか指摘したいと思います。 まず、人件費についてです。前年度より7877万円の増額で、37億4335万円、構成比率は、14.1%になります。4月1日時点で正規の職員は478人、再任用は4人、いわゆる非正規職員は421人です。特に専門職の非正規の方が多い状態です。前年度と比べてみますと、正規職員は2名の増、再任用は同じです。嘱託職員は4名増、臨時職員は37人の増、パートは24人の減となっています。非正規職員全体では、7人の増となっております。仕事量が増えているのに、それを正規職員でなく、非正規職員で賄っています。 いま低所得の雇用が問題となっていますが、市役所内こそ、低所得者を増やしているのです。労働者の権利を守る立場に立つべきです。この問題は、市民の情報を守ること、質の高い行政をつくる上からも重要になっております。 次に、同和行政の特別扱いの問題です。1969年、昭和44年に同和対策事業特別措置法が制定されて以来、同和対策事業まで33年間にわたって実施されてきました。2002年、平成14年で法律が終了したのに、行橋市では、事業の縮小はありますが、いまだ継続されています。執行内容も助成金への取扱いや団体への事務所の優遇など、特別扱いが継続されています。 次に、無駄遣いの問題です。共有財産としての自治振興協議会は、事業効果の観点からも必要のないものです。また、全国どこにもなく、築城基地だけにある基地協賛会は、国の施設に対する予算化という点からも、事業内容からも必要のないものです。これら無駄遣いは即刻やめるべきです。 次に、徴税のあり方です。債権管理課が出来、住宅新築資金等貸付事業に対しては、当たり前の償還作業が進み始めています。しかし、この貸付事業でも、返済能力のない場合は、相当の金額を不能欠損処理としています。本年度の市税及び国民健康保険税の差し押さえは、合計で508件、そのうち生命保険は75件に上ります。収納率を上げることだけを命題としているのではないかと思います。公としての収納のあり方について、もう一度考える必要があるのではないでしょうか。 次に、田中新体制になっての僅かな期間ですが、目に付くことについて述べたいと思います。 旧夜間休日急患センターの建物に、文化課の分室を3月28日から31日にかけて壁の改修工事を行っております。普通財産のままで教育委員会とのすり合わせや、議会文教委員会などとの合意や報告が不十分なままに執行されたと思います。 児童館建設推進プロジェクト委員の報酬は、25年度は3回の実施となっています。田中市長は、これをもって事業の打ち切りをしてしまいました。今でもなお、なぜ児童館の建設をストップしてしまったのかと、小さな子どもをもっている父母の方たちや関係者の人たちから批判の声が出ております。 以上、何点かについて指摘をし、反対討論といたします。 ○議長(宇戸健次君)  討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する各委員長の報告は、認定するものであります。本案は、各委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、議案第70号は、認定されました。 次に、議案第71号及び議案第78号の計2件について、一括して、総務委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。総務委員長。 ◆8番(大野慶裕君)  それでは、総務委員会に付託されました、議案第71号、及び議案第78号の計2件につきまして、一括して、審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、議案第71号平成25年度行橋市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、でございますが、決算額は、歳入総額82億5612万5972円に対し、歳出総額92億4285万6595円で、差引額9億8673万623円の歳入不足が生じております。 なお、この歳入不足につきましては、前年度までの累積赤字総額10億2461万1002円に、平成25年度の単年度収支額3788万379円の黒字額を加えたものであり、平成26年度予算より繰上充用されております。 次に、歳入歳出の状況を、前年度決算との比較をいたしますと、歳入では、約2億7700万円の増額となっております。この増額の主な要因といたしましては、国庫支出金における療養給付費負担金等と県支出金における調整交付金、及び前期高齢者交付金において、財源調整が行われたことによるものであります。 一方、歳出では、約1億6900万円の増額となっております。 歳出の主な内容といたしましては、増額となっているものでは、総務費、保険給付費、後期高齢者支援金、介護納付金、償還金等の諸支出金であり、一方で、減額となっているものでは、前期高齢者支援金等、共同事業拠出金、保健事業費となっております。 審査の過程で、担当課からは、平成25年度における国保の状況についての説明を受けております。 行橋市における、被保険者一人あたりの国保税の高額順は、県内28市の中で12位に位置しており、また一人あたりの医療費の高額順では、4位に位置しております。 次に、疾病分類別の医療費は、高血圧症など循環器系の疾患、糖尿病などの内分泌、栄養及び代謝疾患、関節症などの筋骨格及び結合組織の疾患が、いずれも福岡県平均を上回る状況となっております。また、ジェネリック医薬品普及率は、県下28市の中で、数量ベース、金額ベースとも高額順で2位に位置しております。 審査の中で、委員からは、国の社会保障制度の大幅な制度改正がすすめられており、国民健康保険財政運営の県単位での広域化が見込まれるところである。今後、国からの指針を注視するとともに、国の動向については、委員会への報告を願いたい、との意見が出されております。 また、国保会計の単年度収支の推移については、平成19年以降、収支は均衡しており、県下市町村においては、繰入金により赤字解消を行っていることが多く、累積赤字については、今後どのように対応していくか質したところ、担当課からは、今後、国保制度の広域化にむけて、累積赤字については、国保運営協議会、国保財政健全化委員会、さらには議会での議論をいただき、それを受けて解消にむけて善処したい、との回答を得ております。 次に、議案第78号平成25年度行橋市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、でございますが、決算額は、歳入総額9億1396万9366円に対し、歳出総額9億803万3825円で、差引額593万5541円になっており、これについては、翌年度への繰越金となっており、平成26年度予算において、所要の措置がなされております。 歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料、及び一般会計からの繰入金であります。なお、保険料の徴収率は、現年度分と滞納繰越分を併せまして、99.09%となっております。これに対し、歳出の主なものは、歳出総額の96.8%を占める後期高齢者医療広域連合納付金、及び後期高齢者医療事業運営に係る職員人件費、事務的経費、及び徴収経費であります。 また、担当課からは、被保険者数8808人の前年度からの伸び率は、3.36%と県平均を上回っているが、1人当りの医療費は前年度から0.42%の減額となっており、平均を下回っている、との説明がなされております。 審査の中で、委員より、後期高齢者医療会計が赤字に転ずれば、個人負担の増加につながるため、保険料収納施策については、今後とも努力していただきたい、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第71号、及び議案第78号の計2件につきましては、いずれも、委員、賛成多数で、認定すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。これより、議案第71号について、質疑を行います。委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、議案第71号は、認定されました。 次に、議案第78号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、議案第78号は、認定されました。 次に、議案第72号から議案第74号まで、議案第77号、及び議案第79号から議案第80号までの計6件について、一括して、建設経済委員長から、審査の経過並びに結果の報告を願います。建設経済委員長。 ◆11番(澤田保夫君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第72号から議案第74号まで、議案第77号、及び議案第79号から議案第80号までの計6件につきまして、一括して、審査の経過と結果を、ご報告いたします。 はじめに、議案第72号平成25年度行橋市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について、でございますが、決算額は、歳入総額5339万7592円に対し、歳出総額4367万4023円で、差引額972万3569円につきましては、翌年度への繰越となっております。 歳入の主なものは、県補助金における償還推進助成事業補助金、貸付金元利収入となっております。これに対し、歳出の主なものは、貸付金償還事務に係る経費、一般会計への繰出金となっております。 また、担当課より、平成25年度中における住宅新築資金等貸付金の現状について、説明がありました。その内容といたしまして、収入済額は、53名より4963万498円で、その内訳は、一括納付18名、3年以内の分割納付合意30名、訴訟案件4名、抵当権実行による自主納付1名となっている、との報告を受けております。 次に、議案第73号平成25年度行橋市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、でございますが、決算額は、歳入総額11億6324万5580円に対し、歳出総額11億1806万4956円で、実質収支額は、繰越明許費繰越額1150万円を差し引いた3368万624円の黒字となっています。 歳入の主なものは、受益者負担金、下水道使用料、国庫補助金における社会資本整備総合交付金、一般会計繰入金、公共下水道債となっております。 これに対し、歳出の主なものは、総務費では、行橋浄化センターで使用する薬品や電気、ガス等の料金や処理場運転業務委託料など、行橋浄化センターの維持管理及び修繕に係る経費。事業費では、下水道事業企業会計移行業務委託、公共下水道長寿命化計画策定業務委託など、下水道受益者負担金の賦課、徴収、管理事務などに要する経費。また、汚水管渠建設事業として、119.2mの幹線工事、2755.4mの面整備工事に係る経費。公債費では、下水道建設事業にかかる公債元金、及び利子の償還に要する経費となっております。 審査の中で、委員より、街中のインターロッキング箇所における、公共枡周辺の陥没について質したところ、担当課より、下水道工事によるものなのか、インターロッキング工事によるものなのか、事例に応じ、関係部署と協議を行ない適切に対応していく、との答弁を受けております。また、工事発注の際、地場産業育成の観点に立って取組んで頂きたい、との意見が出されております。 次に、議案第74号平成25年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会計歳入歳出決算の認定について、でございますが、決算額は、歳入総額3243万1846円に対し、歳出総額3199万565円で、差引額44万1281円につきましては、翌年度への繰越となっております。 歳入の主なものは、魚市場使用料、一般会計繰入金となっております。これに対し、歳出の主なものは、魚市場維持管理のための委託料、補修工事等の経費。魚市場建設債の元金及び利子の償還に要する経費となっております。 審査の中で、委員より、行橋市魚市場と同程度の取扱数量で取扱金額が多い他の魚市場の調査など行って頂き、今後の取組みについて考えていって欲しい、との意見が出されております。これに対し、担当課より、漁業者、魚市場、市の3者で協議を行う場を設け、今後の取組みについて、話合いを進めていきたい、との答弁を受けております。 次に、議案第77号平成25年度行橋市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、でございますが、決算額は、歳入総額7228万8747円に対し、歳出総額6833万4463円で、差引額395万4284円につきましては、翌年度への繰越となっております。 歳入の主なものは、受益者分担金、処理施設使用料、一般会計繰入金、基金繰入金となっております。これに対し、歳出の主なものは、処理場の電気代や維持管理業務委託料、汚泥処理委託料など、椿市汚水処理場の維持管理にかかる経費。また、農業集落排水事業にかかる公債元金、及び利子の償還に要する経費となっております。 また、担当課より、平成25年度末における農業集落排水事業の現状について、説明がありました。その内容といたしましては、つなぎ込み件数401件、普及率61.7%、年間20件弱のつなぎ込みがあっている、との報告を受けております。 次に、議案第79号平成25年度行橋市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、でございますが、本件は、議会の議決を経て、未処分利益剰余金を処分するもので、平成25年度水道事業会計の未処分利益24億4665万6381円のうち、1700万円を減債積立金に積み立て、残りを繰り越すものとなっております。 最後に、議案第80号平成25年度行橋市水道事業会計決算の認定について、でございますが、まず、収益的収支では、いずれも税込みで、収入が12億5529万3906円、支出が8億7652万190円であり、差引3億7877万3716円の黒字を生じております。 収益的収支の主な内容ですが、収益的収入としましては、水道使用料、口径別の水道納付金、下水道料金徴収負担金等の他会計繰入金が主な収入となっております。 次に、収益的支出といたしましては、浄水場運転管理業務委託料、京築地区水道企業団受水費、給配水管の維持管理及び漏水修理の経費。アセットマネジメント導入業務や検針収納窓口業務委託料、そのほか、企業債の償還利子などに支出しております。 続きまして、資本的収支では、収入が11億3083万905円、支出が16億9225万8083円で、差引5億6142万7178円の資金不足が生じております。この不足額につきましては、当年度と過年度分の損益勘定留保資金で補てんされております。 次に、資本的収支の主な内容ですが、資本的収入では、第5次拡張事業、老朽管更新事業、重要給水施設配水管事業の企業債、また、これらの事業にかかる国庫補助金。第5次拡張事業や老朽施設更新事業に対する出資金。そのほかに、工事負担金が主な収入となっております。 次に、資本的支出では、浄水場改修工事、老朽管布設替工事。第5次拡張事業として、二塚地区に1923mの配水管布設工事。老朽管更新事業として、行事地区に1304mの配水管布設替工事。重要給水施設配水管事業として、北泉四丁目地区に445mの配水管布設替工事。 そのほかに、事業実施の際に借り入れた、企業債の償還元金などに支出しております。 審査の中で、委員より、漏水量の現状について質したところ、担当課より、漏水調査時は約45万tであったが、決算時は約28.5万tに減少している。一方、漏水箇所の修理後、別に新たな漏水箇所が発生している可能性がある、との答弁を受けております。また、決算時における有収率が前年度対比約4%増加し、約88%になっているが、次年度以降更なる改善を図っていくよう取組を行って頂きたい、との意見が出されております。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第72号から議案第74号まで、議案第77号、及び議案第80号の計5件につきましては、いずれも、委員、全員一致で、認定すべきであると決し、議案第79号につきましては、委員、全員一致で原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。これより、議案第72号について、質疑を行います。委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第72号は、認定されました。 次に、議案第73号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、議案第73号は、認定されました。 次に、議案第74号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第74号は、認定されました。 次に、議案第77号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、議案第77号は、認定されました。 次に、議案第79号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第79号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第80号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、議案第80号は、認定されました。 会議運営上、ここで暫時休憩いたします。               休憩 12時15分               再開 13時21分 ○議長(宇戸健次君)  定足数に達していますので、只今から会議を再開いたします。 次に、議案第75号から議案第76号までの2件について、一括して、文教厚生委員長から、審査の経過並びに結果の報告を願います。文教厚生委員長。 ◆5番(藤木巧一君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第75号及び議案第76号の計2件につきまして、一括して、審査の経過と結果をご報告いたします。 はじめに、議案第75号平成25年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別会計歳入歳出決算の認定について、でございますが、歳入総額3323万1325円に対し、歳出総額は3059万9718円で、差引263万1607円の残額が生じております。この残額は、平成26年度予算に繰越し、行橋市一般会計、及び苅田町・みやこ町への返納金として措置されることとなっております。 歳入の主なものといたしましては、介護認定審査会の共同設置に伴う、苅田町・みやこ町の負担金、及び一般会計からの繰入金であります。 また、歳出の主なものといたしましては、介護認定審査会に関する介護認定費で、歳出全体の約89%を占めております。また、平成24年度精算に伴い、行橋市一般会計への繰出金が194万2999円、苅田町・みやこ町への負担金返納金が118万7313円となっております。 なお、審査会を年277回開催し、行橋市については、3248人に対し認定審査を実施した、との説明を受けております。 次に、議案第76号平成25年度行橋市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、でございますが、歳入総額47億5607万2506円に対し、歳出総額は46億7214万7066円で、差引8392万5440円の残額が生じております。この残額は、平成26年度予算に繰り越し、所要の措置がなされております。 歳入の主なものといたしましては、65歳以上の第一号被保険者の保険料収入が、8億3179万5350円で、前年度と比較して約3600万円の増額となっております。また、40歳から64歳までの、第二号被保険者の保険料相当額である、支払基金交付金が、12億8585万2000円で、前年度と比較して約1億200万円の増額となっております。 次に、歳出の主なものといたしましては、要支援・要介護認定を受けた高齢者が居宅サービスや施設を利用するための保険給付費で、歳出全体の約93%を占めております。 なお、平成25年3月末現在のサービス利用件数は、居宅サービス2万8461件、施設サービス5865件、地域密着型介護サービス1541件となっております。 審査終了後、とりまとめ、採決の結果、議案第75号及び議案第76号の計2件につきましては、出席委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。これより、議案第75号について、質疑を行います。委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第75号は、認定されました。 次に、議案第76号について、委員長報告に対し、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、德永克子議員より、討論の通告があっていますので、これを許します。 德永克子議員。 ◆21番(德永克子君)  議案第76号平成25年度介護保険特別会計決算の認定について、賛成討論を行います。賛成の理由を述べて討論といたします。 バラ色の制度を描いて創設された介護保険は、制度そのものの矛盾を内包しながら、さらに国庫負担が引き下げられるもとで、高齢者は高い保険料とするのか、それともサービスの低下で我慢するのか、選択が迫られております。そのもとで高齢者にできるだけ少ない負担としながら、行き届いた施策、サービスをどれだけ提供できるかが、行政が問われているところです。 第5期事業の中間にあたる平成25年度の行橋市における介護保険事業について、賛成の理由を述べます。 1、高齢者の負担である保険料は、福岡県の中で一番低い金額となっています。階層を増やすなど努力も功を奏していると思われます。ただ、第5期が始まるときにもっていた介護保険給付準備基金が、第5期終了時である平成26年度末には、相当なくなることを考えると、今後が心配でもあります。 また、保険料、利用料の減免制度です。保険料の減免は、平成25年度は39名が申請をし、33名が該当しています。利用料の減免は、49件となっています。低所得者の願いに応えたものとなっています。 2つ目に、地域支援事業として、介護予防・日常生活支援総合事業、包括支援事業が、それなりに実施されていることを評価したいと思います。 高齢者全体を考え、予防事業が十分に実施されることは、要介護者の数を減らすことにつながることです。また、包括支援事業が的確に十分に実施されることも、結果的に高齢者の要介護の保険給付費の低下につながることです。 全国的にも、行橋市の地域支援事業は、高い評価を受けており、これだけの実績をもっているところは、稀であると聞いています。このことは、介護保険だけでなく、医療にも影響を与えています。 国民健康保険における一人あたりの医療費は、県内28市の内、65歳未満の若い人たちは、高い方から5番目ですが、前期高齢者、65歳以上75歳未満は、24番目です。また後期高齢者医療では、県内60自治体の内、平成17年度は高いほうから12番目、20年度は14番目でしたが、24年度は28番目と順番が下がっていっております。勿論、これは高齢者施策全体の事業によるものですが、介護保険が大きく影響しているといえます。 第6期となる来年度から、国の介護保険制度の改悪は、大きくなるといわれています。負担増、サービスの低下は、ますます介護保険と医療費の増大につながることは、行橋の例でも明らかです。今の行橋における良い部分を、できるだけ継続することを求めたいと思います。 以上、賛成理由を述べました。まだまだ改善すべきこともありますが、国の制度の中、限られた中で努力をし、一定の実績をあげていることを評価し、討論といたします。 △日程第2 新たな提出に係る事案の上程、提案理由の説明、 ○議長(宇戸健次君)  討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、認定するものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第76号は、認定されました。 日程第2 新たな提出に係る事案の上程を行います。市長より、新たに諮問1件が提出されております。これを上程し、議題といたします。 市長に、提案理由の説明を求めます。田中市長。 ◎市長(田中純君)  議員の皆様におかれましては、本日まで長期にわたり慎重なご審議をいただきまして、お疲れのところ誠に恐縮でございますが、本定例会に追加提案させて頂きます案件につきまして、ご説明申し上げます。 今回、新たに追加提案し、ご審議をお願いいたします案件は、人事案件1件でございます。それでは、追加案件の内容につきまして、ご説明申し上げます。 諮問第2号の人権擁護委員候補者の推薦について、でございますが、これは、現委員であります德永久二子氏の任期が、平成26年12月31日で満了となりますので、再び推薦しようとするものでございます。 以上、追加案件の概要につきまして、ご説明申し上げました。よろしくご審議を頂きまして、ご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(宇戸健次君)  説明は終わりました。 お諮りいたします。只今、議題となっております人事案件1件につきまして、直ちに本会議において審議することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。それでは、諮問第2号について、質疑を行います。諮問第2号について、ご質疑はございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。これより、採決を行います。この採決については、無記名投票で行います。投票の順序、方法等につきまして、局長より説明させます。 ◎議会事務局長(森渕幸二君)  ご説明申し上げます。無記名投票でございますので、本案について、賛成の方は賛成と、反対の方は反対と書いていただきます。なお、会議規則により、賛否が明らかでない投票及び白票は反対とみなします。 議席1番の方から順次点呼いたしますので、後ほど配付いたします投票用紙に、記載台で記載していただきまして、投票願います。以上で説明を終わります。 ○議長(宇戸健次君)  説明は終わりました。議場の閉鎖を命じます。只今、議長を除く出席議員は20人であります。投票用紙を配付させます。投票用紙の配付もれはありませんか。               (「なし」の声あり)配布もれなしと認めます。投票箱を改めさせます。異常なしと認めます。それでは、これより、点呼に応じ、順次投票を願います。点呼を命じます。                  (投票)投票もれはありませんか。               (「なし」の声あり)投票もれなしと認めます。投票を終了いたしました。議場の閉鎖をときます。これより開票を行います。開票立会人を指名いたします。17番 西本徹君、16番 城戸好光議員にお願いいたします。                  (開票)開票の結果を局長に報告させます。 ◎議会事務局長(森渕幸二君)  開票の結果を、ご報告申し上げます。投票総数20票で、これは議長を除く在籍議員と符合しております。その内、賛成17票、反対2票、賛否が明らかでないもの1票、従って、賛成多数であります。 △日程第3 議員提出に係る事案の上程、提案理由の説明、 ○議長(宇戸健次君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、諮問第2号は、原案のとおり同意することに決しました。              (執行部一同、起立、礼) 日程第3 議員から議案1件が提出されております。これを上程し議題といたします。 提出者より、提案理由の説明を求めます。工藤政宏議員。 ◆3番(工藤政宏君)  それでは、議案第83号行橋市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明いたします。 平成26年6月定例会において、11名からなる議会改革推進特別委員会が設置されました。委員会は、これまでに8回開催され、その目的にある行橋市議会基本条例の施行に伴う例規の整備や議会改革の諸問題について、協議してまいりました。 今後も引き続き、委員会の目的に則り、市民福祉の向上に寄与するために協議してまいります。 さて、本改正案は、この特別委員会における協議の中で、字句の訂正が必要と判断された箇所について、所要の改正を行おうとするものです。 具体的には、8月18日の全員協議会で議員の皆様にご報告させていただいた、行橋市議会基本条例第12条第3項及び第15条における字句の訂正でございます。 議員の皆様には、本案にご理解いただき、ご賛同賜りますよう、お願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。以上でございます。 ○議長(宇戸健次君)  説明は終わりました。 お諮りいたします。只今、議題となっております議案第83号は、委員会審査を省略し、直ちに本会議において審議することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。これより質疑、討論、採決を行います。議案第83号について、ご質疑ございませんか。               (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を行います。反対の方。               (「なし」の声あり)賛成の方。               (「なし」の声あり)討論を終わり、これより採決を行います。本案に賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立全員であります。よって、議案第83号は、原案のとおり可決されました。 会議運営上、ここで5分間休憩いたします。               休憩 13時49分               再開 13時56分 △日程第4 意見書の上程、質疑、討論、採決 ○議長(宇戸健次君)  定足数に達していますので、只今から会議を再開いたします。 日程第4 意見書の上程を行います。今定例会に意見書3件が提出されております。これを一括上程し、議題といたします。 お諮りいたします。只今議題となっております意見書3件につきましては、委員会審査を省略し、直ちに本会議において審議することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 はじめに、意見書第5号について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、意見書第5号は可決されました。 次に、意見書第6号について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、意見書第6号は可決されました。 次に、意見書第7号について、審議いたします。本件につきましては、德永克子より討論の発言通告があっていますので、発言を許します。德永克子議員。 ◆21番(德永克子君)  意見書第7号憲法改正を求める意見書案に、反対討論をいたします。 本意見書案は、70年間一度も改正されていないから、憲法改正をせよとの理論であり、憲法のどこが悪く、どう改正すべきかという点については、全く述べておりません。意見書として全く体をなしておりません。なぜ今この意見書案が提出されたのか、狙いは、はっきりしています。 ところで、憲法の制定主体は主権者である国民であり、その名宛人、受取人として示された人は、立法・行政・司法の三権を構成する政府です。そのため、憲法99条に、天皇または摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官、その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う、とあります。順守義務を課せられた者、特に政府・統治者が改正要件を画策することなどは、もってのほかです。 日本国憲法は、個人の尊厳の原理の達成を目的とするというのが憲法学の定説です。政府、国家の義務は、犯罪や専制あるいは政府の行為による戦争といった恐怖から、国民を守ることです。また、経済的社会的な弱者が強いられる欠乏に対しても、それを救済するのが政府、国家の義務です。恐怖や欠乏から、各人の基本的人権が守られている状態を平和といい、平和のうちに生存する権利と、日本国憲法はいっています。日本国憲法は、国民の安全と生存を保障する体系なのです。 日本国憲法前文には、政府によって再び戦争の惨禍を繰り返さない決意と共に、人権尊重と民主主義の理念を高らかにうたい、これを人類普遍の原理と明記しています。そして、この憲法は、かかる原理に基づくものである、われらは、これに反する一切の憲法、法令、及び詔勅を排除する、とうたっています。憲法の基本理念を否定する改正は、無効だとする宣言です。憲法改正禁止規範です。 ところで、本意見書案は、他の自治体で日本会議の構成員が請願書として提出しているものでもあります。日本会議は、右翼団体や最大の国粋主義団体と言われ、安倍政権の集団的自衛権の行使など、戦争する国づくり策を支持、応援しています。また改憲のための様々な行動を行っている団体です。戦争する国づくりのための憲法改正を進めているのです。この理論は、まさに憲法改正規範に反する何ものでもありません。 いま世論調査によると、国民の圧倒的多数が軍事力の増強ではなく、平和外交を重視しています。戦争する国づくりに批判をしています。最近の情勢のもとで、保守と言われる人たちからも、憲法改正反対の声が起こっており、慎重にすべきだとの声も強くなっております。 本意見書案が提出されたことを知った市民からも、他の問題ではない、憲法という基本的なものだ。採択しないでほしい、など、心配の声が寄せられています。築城基地を抱えている行橋市では、平和で平穏な社会こそ、特に求められるものではないでしょうか。戦争につながる憲法改正、憲法の基本的理念を覆す憲法改正には、絶対に反対です。 本意見書案に、議員の皆様の反対の意思を是非示していただきますようお願いをし、討論といたします。 △日程第5 議会閉会中の所管事項調査要求 ○議長(宇戸健次君)  討論を終了し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                 (起立あり)起立多数であります。よって、意見書第7号は、可決されました。 日程第5 議会閉会中の所管事項調査要求について、議題といたします。各委員長から、所管事項につき、閉会中の調査の申し出があっております。調査事項につきましては、お手元に配付いたしました所管事項調査表のとおりであります。以上、報告いたします。 西本議員。 ◆17番(西本徹君)  きょうの昼休みに、文書が回ってきたので、ちょっと読ませていただきます。お願いという形で、本会議終了後に、日産自動車九州株式会社から、次世代自動車普及推進都市宣言に関する発言が予定されておりますので、終了後、着席のままで、お待ちください。なお、途中退場する場合は、申し訳ありませんが、後方の扉をご利用ください。議会事務局名で、この文書が出されており、配付されたと思っております。 それで、議会事務局の局長に問い合わせしたのですが、この中で、2つ3つ、私は懸念するところがございますので、それとまた、議長としての考え方もお聞きしたいと思っています。 まず1点は、この文書が配られたわけでありますが、私は本会議終了したら、もう会議はそこで終わったと、終了したものだと。この文書の中では、途中退場する場合は、その前に、終了後、着席のままでお待ちくださいということが書かれておりますので、そのまま帰れば途中退場かなというふうに思われないこともないわけですが、議会事務局としては、どういう考えを持っておるのか。本会議終了すれば、これは途中退場にはならないと私は思っております。その点を、まず1点お聞きします。 ○議長(宇戸健次君)  議会事務局長。 ◎議会事務局長(森渕幸二君)  西本議員のご質問に、お答え申し上げます。まず、本会議が終了しておりながら、文章の中に途中退場ということで掲載をいたしております。これは事務局の誤りでございます。本当に申し訳ございませんでした。 議会は一度終了いたして、その後の話となっておりますので、議員には、途中退場などということは該当いたしませんので、申し訳ありませんでした。この場をお借りいたしまして、お詫び申し上げます。 ○議長(宇戸健次君)  西本議員。 ◆17番(西本徹君)  私もそういうふうに理解しておりますので、そして、事務局に昼に、お尋ねしたところ、この文書は議会事務局として知らないという言葉を聞いておりますが、これはどういうことですか。 ○議長(宇戸健次君)  議会事務局長。 ◎議会事務局長(森渕幸二君)  議会事務局が出しております。それは、間違いはございません。私が昼休みに初めて知ったということで、うちのほうの意思の疎通ができていないということでございまして、大変申し訳なく思っています。 ○議長(宇戸健次君)  西本議員。 ◆17番(西本徹君)  それでは、議長に直接お尋ねしますが、私は、次世代自動車普及推進都市宣言、これに反対するものではございません。しかしながら、企業なり業者名で、本会議場を使うというのは、いかがなものか。今後に禍根を残すこともあるんじゃないかと懸念されますが、議長はどういうふうにお考えですか。 ○議長(宇戸健次君)  この件は、先日、代表者会議、議運等で、この宣言都市の確認等は、両委員会で確認しております。そしていま西本議員から、お尋ねがありました。私の感じでは、一民間企業が、この本会議場で、そういう説明をして、いかがなものかというお尋ねだと思うんですが、やはりそういう本会議場でも、いま次世代のそういう説明であれ、仮に花いっぱい運動で行橋市のためには、良いんじゃないかという皆さんの理解、そして事務局のそういう同意があれば、私は本会議場でも、そういう説明があっても良いかなと思います。 そして議運と代表者会議でも、この件に関しては説明もし、確認も得ていますので、そういう旨では良いんじゃないかと、私は個人的には、そう思います。 西本議員。 ◆17番(西本徹君)  私も昼ですね、この文書が出て、見ました段階で、うちの代表に確認いたしました。その段階では、報告はありましたよ、という話しは聞きました。ただしかし、本会議場を民間企業の方が使われるのは、いかがなものか。これは本当に懸念されるところでございます。 そしてなおかつ、代表者会議、議運に諮ったと言いますが、じゃその賛否は問うたんですか。各会派の意見調整をしてくれと、何事でも各会派の意見調整をすると思います。それで、じゃ、それぞれの会派は、どういう考えをお持ちですかと聞くと思いますが、今度はそういうことは全くないで、報告という形。私は、きょうの昼、この文書が出たかと、うちの代表に聞きました。 じゃ過去においても、こういう問題があった場合は、代表者会議で言うんだったら、じゃ、お宅の会派の考え方はどうですかとか、議運では、そういうふうに帰ったらしてくださいとか、いろいろ問う。そりゃ議運は、本会議終了後ですので、そこまで議運としての権限があるのかどうか、私は分かりませんが、私自身はないと思っています。 ただしかし、代表者会議の中にかけるにあたっては、賛否を問うべきではなかったのか。そして今後ですね、じゃ本会議場でしてくださいとなると、議長、断れませんよ。よしんば、それが市民にとって、また良いようなことがあったときに、今後、こういうような文書を流すんですか、議会事務局として。いろいろまた先々、禍根を残すような手法は、本会場を使う以上、やめたほうが良いんじゃないかと思います。 だから、この都市宣言に私は反対するものでは決してございませんので、そこは誤解なきように、執行部にも言っておきますけど、それは良いことだと思いますが、しかしながら、本会議場をこういう形で使うということは、今後に禍根を残すことだと思いますので。 それで、まず代表者会議に諮って、何で会派の意見調整を今回に限りしなかったのか、そこのところを。 ○議長(宇戸健次君)  代表者会議では、その旨の話はありましたけども、いま西本議員が言われたように、そういう代表者会議で、そういう賛否ということはいたしませんでした。先の、その昼間の文書の件に関しては、事務局は、というんですが、これは事務局であって、議長の、私の責任でございますので、その文書の件に関しては、私のほうからも過ちとして、お詫びを申し上げたいと思います。 德永議員。 ◆21番(德永克子君)  私も、これを見まして、大変問題があるなと思っているんですけども、勿論、本会議場に、こういう形を使うということは、私は良くないことだと思っています。 そして、この宣言、次世代自動車普及推進都市宣言、この文章というか、この提案は誰がしているんですか。企業がするんであるならば、請願を出せば良いことなんですよ。それが企業であれ、個人であれ、権利として持っているものですから。もし企業が提案をしないのであるならば、なぜ、わざわざ日産の自動車の会社がここに来て、その発言をしなければならないんですか。そこのところを、ちょっとはっきりさせていただきたいと思います。どういうことになっているんでしょうか。 ○議長(宇戸健次君)  澤田議員。 ◆11番(澤田保夫君)  暫時休憩をお願いします。 ○議長(宇戸健次君)  分かりました。それでは、暫時休憩に入りたいと思います。 ◆21番(德永克子君)  まだ質問中ですから、これにきちんと答えられる人に答えてください。 ○議長(宇戸健次君)  わかりました。けれども暫時休憩の要求があっておりますので、暫時休憩したいと思います。               休憩 14時16分               再開 14時50分 ○議長(宇戸健次君)  定足数に達していますので、只今から会議を再開いたします。 先程の休憩前の西本議員の質問でございましたが、先程来より、代表者会議を開きまして、その旨を皆さん方に、お話ししたところ、概ねの話しは、この本会議を閉めた後の説明ですから、それはそれで良いんじゃないかという意見もございました。 それから、民間の企業が行橋市、また行橋市民が良いのであれば、それもして良いんじゃないか。この議場は議会だけの議場じゃないし、市民全体の、そういう財産というんですか、議場というんですか、その辺で、議場でその説明があってもしかりじゃないだろうかというような、先程の代表者会議でのことでございました。 それと德永議員の質問に関しては、私のほうから、それは事前にお話はございませんでしたので、執行部のほうから説明させます。 松本副市長。 ◎副市長(松本英樹君)  先程の德永議員のご質問でございますが、民間の方が来られて、という話しだったと思います。今回この次世代自動車推進都市宣言をいたしますけども、要は環境に対して、どういった形で、市として、都市として対応していくか。まず自動車について考えようというところでございました。 それで、この宣言文にもありますけども、行橋市の豊かな自然、それから地球環境をより良好なものとして次世代に引き継ごうと、そういうところから環境に負荷を掛けない自動車の普及を、市として、どう取り組むか、それを市民もしくは議会に対して宣言をする、都市宣言とは、そういうふうに認識しておりますけども、そういったところで、まず都市としての意気込みを宣言するという内容でございます。 とはいえ、この環境問題については、市、もしくは市民の方々のみならず、やはりメーカーサイドの方々の思いというのも、あろうかと思います。いわゆる産と官ではありませんけども、そこらあたりが一体となって、この環境問題について考えていこう、そういう意味から、今回、自動車メーカーに市からお願いをして、今回こういった形での発言をお願いしたという状況であります。以上です。 ○議長(宇戸健次君)  城戸議員。           (德永議員「まだ途中です」の声あり) ◆16番(城戸好光君)  今朝ですね、議運の委員長からの議事日程を、皆、承認したんですよ。そして議事日程に沿って議会が運営されているんですよ。議会閉会後のことで、議会を、議事日程をずらす、この行為はおかしいんじゃないかと私は思います。 議事日程案が、今朝、皆さんの異議なしと承認されたんですよ。是非、この議事日程どおり議会運営を図ってほしいと思います。 ○議長(宇戸健次君)  分かりました。德永議員。 ◆21番(德永克子君)  質問中で、最初から議事日程どおりにやるというなら、それはそれで良かったんですが、質問が途中まできていますので、継続させていただきたいと思います。 それなら、この宣言は、要するに市から企業にお願いをしたという形であって、宣言そのものは、行橋市が作ったんですね。そういうことであるならば、こういう形で企業を、ここに来て発言をさせるということ自体は、私は非常に問題があると思います。 勿論、宣言文そのものを悪いとは、私は言いませんけれども、それならば、企業をつかわずにやるべきではないか。もしするとするならば、全ての企業に声を掛けるなり、何なりをしないと、やはり公平性のところから、このような形にすることには問題があると私は思います。答弁は要りません。私はそれだけ言います。 ○議長(宇戸健次君)  西本議員。 ◆17番(西本徹君)  いま德永議員が言ったのと、私も同じです。再度また言いますが、こういう案件については、執行部がするんであれば、問題ないと思うけど、私はやっぱり将来に懸念を残すことではないかということを、ひとつ言っておきます。議長に言っておきたいと思います。 今後こういう問題は、やはり代表者会議で賛否を問うなりして、その後にしたほうが良いんじゃないかと思っております。もう答弁は要りません。 △日程第6 会議録署名議員の指名 ○議長(宇戸健次君)  それでは、日程第6 会議録署名議員の指名を行います。平成26年9月第12回、行橋市議会定例会の会議録署名議員に、17番 西本徹議員、5番 藤木巧一議員を指名いたします。 以上で、本日の日程は、全て終了いたしました。 市長から発言を求められていますので、発言を許します。田中市長。 ◎市長(田中純君)  平成26年9月第12回行橋市議会定例会の閉会にあたりまして、一言お礼を申し上げます。 議員の皆様には、去る9月2日の開会以来、市政運営上、重要な案件につきまして、精力的にご審議をいただき、いずれも原案どおりご賛同を賜りまして、誠に有り難うございました。 審議を通じまして、皆様方から頂きました、ご意見・ご指摘につきましては、十分にこれを尊重いたしまして、今後の市政運営に取り組んで参る所存でございます。 次に、最近報道されましたように、地価の上昇について、ご報告をさせていただきます。 先だって公表されました県内の基準地価において、行橋市の地価が16年ぶりに上昇に転じました。これは、東九州自動車道等のインフラの整備のほか、人が集まるまちを目指してきた、これまでの取り組みが評価された結果であると、特に自動車産業が行橋近辺に誘致をして、成功して、雇用を生んできたということが大いなる寄与しているものと信じております。これからも行橋市が注目を浴び、より活気あるまちとなるよう、今後も施策の拡充に努めてまいります。 続いて、次世代自動車普及推進都市宣言につきまして、ご報告をさせていただきます。 今回の宣言は、行橋の豊かな自然や、かけがえのない地球環境を、より良好なものとして次世代に引き継ぐため、本市が積極的に行動していく決意を表明するものでございます。 それでは、お手元に配布させていただいております資料により、宣言文を紹介させていただきます。            『次世代自動車普及推進都市宣言』 “わたしたちの住む行橋市は、周防灘と平尾台に囲まれ、今川を代表とする多くの河川に流れる清らかな水、京都平野に広がる田園や果樹園など豊かな自然に恵まれ、歴史や文化に育まれたすばらしいまちです。 地域資源である豊かな自然の恵みは、水産、農業、果樹園など、わたしたちの暮らしに大きな潤いと安らぎをもたらしています。 一方で、わたしたちの暮らしの営みは、経済の成長と生活の利便性を追求するあまり、限りある資源、特に石油の大量消費により、わたしたちの共有財産である地球環境を大きく傷つけてきました。 わたしたちは、その現実を深く受け止め、これまで自然エネルギーの導入やライフスタイルの見直しに努めています。 わたしたち行橋市民は、『人と地球にやさしいまち』を目指し、行橋の豊かな自然や、かけがえのない地球環境をより良好なものとして次世代に引き継ぐため、環境に負荷をかけない次世代自動車の普及を推進することを、ここに宣言します。” この宣言文のように、次世代においても、行橋の豊かな自然の恵みを享受することができるまちとなるよう、積極的に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 最後になりましたが、9月も後半となり、日中の暑さが和らいできた反面、寒暖差により何かと体調を崩しやすい時期でもございます。 議員の皆様におかれましては、くれぐれも体調に十分にご留意いただき、健康でお過ごしになられますよう、お祈り申し上げますとともに、市政発展のため、なお一層のご尽力を賜りますよう、お願い申し上げまして、閉会にあたってのご挨拶とさせて頂きます。誠に、有り難うございました。 なお、蛇足でございますけども、先程来、西本議員と德永議員のご発言に対しての、私なりの返答でございますけれども、まず、この宣言の趣旨をご理解していただいて、行橋市議会も市民に開かれた議会を標榜している以上、民間の者が登壇して発言するのが、将来に禍根を残すなんてことは言わないでほしい。市議会であろうが何であろうが、市民に開かれた、あるいは企業に開かれた公論の場であるように、是非お願いをいたします。 併せて、これは雇用と、それと環境の問題でありますので、今後、行橋市の雇用と、それから行橋市の環境問題が、この問題の精神に大きく関わっているということを是非ご理解いただいて、ご協力いただければ、幸甚でございます。蛇足でございますけれども、一言だけ申し上げておきます。ありがとうございました。 ○議長(宇戸健次君)  議員の皆様には、議会運営に対し、ご理解をいただき、厚く御礼申し上げます。 これをもちまして、平成26年9月第12回行橋市議会定例会を閉会いたします。                閉会15時01分地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      議 長 宇 戸 健 次      議 員 西 本   徹      議 員 藤 木 巧 一            平成26年9月定例会提出               意見書一覧表 (意見書)                    平成26年9月24日┌──────────────────────┬───────────┐│        件    名        │  提出者・賛成者  │├──────────────────────┼───────────┤│(意見書第5号)              │提出者 德 永 克 子││ 全てのアスベスト被害者の早期救済・解決を図│賛成者 城 戸 好 光││る事等を求める意見書            │賛成者 諫 山   直││                      │賛成者 藤 木 巧 一││                      │賛成者 工 藤 政 宏│├──────────────────────┼───────────┤│(意見書第6号)              │提出者 澤 田 保 夫││ 「農業・農協改革」に関する意見書     │賛成者 諫 山   直││                      │賛成者 村 岡 賢 保││                      │賛成者 小 坪 慎 也││                      │賛成者 井 上 倫太郎│├──────────────────────┼───────────┤│(意見書第7号)              │提出者 小 坪 慎 也││ 憲法改正を求める意見書          │賛成者 吉 永   直││                      │賛成者 城 戸 好 光││                      │賛成者 澤 田 保 夫││                      │賛成者 諫 山   直││                      │賛成者 村 岡 賢 保│└──────────────────────┴───────────┘意見書第5号    全てのアスベスト被害者の早期救済・解決を図る事等を求める意見書 地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。 平成26年 9月24日      提出者 市議会議員  德 永 克 子      賛成者 市議会議員  城 戸 好 光      賛成者 市議会議員  諫 山   直      賛成者 市議会議員  藤 木 巧 一      賛成者 市議会議員  工 藤 政 宏 行橋市議会議長 宇 戸 健 次 様提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、国土交通大臣、厚生労働大臣、    環境大臣   全てのアスベスト被害者の早期救済・解決を図る事等を求める意見書 アスベストを大量に使用したことによるアスベスト(石綿)被害は多くの国民に広がっています。 アスベスト(石綿)被害について、欧米諸国においては、製造業の従事者に多くの被害者が出ているのに比べ、日本では建設業従事者に最大の被害者が生まれていることが特徴です。それはアスベストのほとんどが建設資材などとして建設現場で使用され、そして国においても、建築基準法などで不燃化、耐火工法として、アスベストの使用を進めたことに大きな原因があります。特に建設業は重層下請構造や「従事者が数多くの現場に渡って就労する」ことから、労働災害として認定されることにも多くの困難が伴い、多くの製造業で支給されている企業独自の上乗せ補償もありません。 また、被害者の多くが高齢化し、それに伴う病状の進行を考慮すれば、被害者の救済に向けて速やかな対処が求められます。 現在でも、建物の改修、解体に伴うアスベストの飛散が起こっており、建設業従事者だけでなく、今後多くの国民から『新たな被害者』を生み出してしまう恐れがある現在進行形の公害です。東日本大震災で発生した大量のガレキ処理についても被害の拡大が心配されています。 よって、全てのアスベスト被害者と遺族が生活できる救済の実施と、アスベスト被害の拡大を根絶する対策及びアスベストの拡散を防止する対策を直ちにとり、アスベスト問題の早期の解決を国に要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。平成26年 9月24日                          行 橋 市 議 会意見書第6号            「農業・農協改革」に関する意見書 地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。 平成26年 9月24日      提出者 市議会議員  澤 田 保 夫      賛成者 市議会議員  諫 山   直      賛成者 市議会議員  村 岡 賢 保      賛成者 市議会議員  小 坪 慎 也      賛成者 市議会議員  井 上 倫太郎 行橋市議会議長 宇 戸 健 次 様提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、農林水産大臣、    内閣府特命担当大臣(規制改革担当)、内閣官房長官           「農業・農協改革」に関する意見書 平成26年度から新たな農業・農村政策が始まり、地域農業の現場では、農業者と県・市町村等の行政関係機関・JAグループが一体となって取組みを始めた矢先である。 6月24日には、「農林水産業・地域の活力創造プラン」を改訂したが、プランではこれまでと同じ「農業・農村全体の所得を今後10年間で倍増させることを目指す」という目標を掲げつつ、新たに農協、農業生産法人、農業委員会の改革推進が盛り込まれた。 今回の決定では、JAの事業やガバナンスのあり方、連合会の事業・組織形態、中央会の新たな制度への移行などについて、JAグループでの討議を踏まえて結論を得ていくこととされ、来年の通常国会へ関連法案の提出を目指すとされている。 これまで、行橋市では、JAグループと密接に連携しながら、地域農業の振興に取り組んできており、今後もこの関係を継続していく必要がある。 今後の政府のとりまとめ如何では、JAグループの機能が低下し、これまで連携して取り組んできた水田農業をはじめとする農業政策の推進や集落営農組織等の担い手の育成、地域における農畜産物ブランドづくり等の対応が困難になり、地域農業振興に対し多大な影響が懸念される。 よって、国におかれては、今後、想定される農協法の改正など、次期国会等で審議される予定となっている「農業・農協改革」にあたっては、下記の事項に留意するよう強く求める。                   記(1)協同組合であり、民間組織であるJAに対して、強制的な組織変更をさせる  のではなく、組合員の総意に基づく自己改革を基本とすること。(2)JAは、農家組合員の営農と生活に密着した事業を行うため総合事業を行っ  ているが、これは、地域住民の重要なインフラとなっている。このような中、J  Aの地域密着活動に共感する准組合員への事業利用を制限するような、協同組合  への規制強化を行わないこと。(3)全農は、JAを補完するための機能を有するものであり、その機能発揮のた  めには、協同組合でなければならず、強制的に株式会社化しないこと。また、中  央会は、JAの指導機関として、不測の事態が発生した場合を含め、恒常的にそ  の指導機能の発揮が必要であることから、農協法に基づく中央会制度は維持する こと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成26年 9月24日                          行 橋 市 議 会意見書第7号              憲法改正を求める意見書 地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。 平成26年 9月24日      提出者 市議会議員  小 坪 慎 也      賛成者 市議会議員  吉 永   直      賛成者 市議会議員  城 戸 好 光      賛成者 市議会議員  澤 田 保 夫      賛成者 市議会議員  諫 山   直      賛成者 市議会議員  村 岡 賢 保 行橋市議会議長 宇 戸 健 次 様提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣、    内閣官房長官              憲法改正を求める意見書 日本国憲法は昭和22年5月3日の施行以来、今日に至るまで約70年が過ぎ、その間、改正が行われたことは一度もない。 しかしながら、70年という長い年月の間、わが国を巡る内外の諸情勢は劇的な変化を遂げてきた。 すなわち、わが国を取り巻く東アジア情勢は、一刻の猶予も許されない事態に直面し、さらに家族、環境などの諸問題や大規模災害等への対応が求められている。 このような状況の変化を受け、様々な憲法改正案が各政党、報道機関、民間団体から提唱されている。国会においても平成19年の国民投票法の成立を機に憲法審査会が設置され、憲法改正に向けた制度が整備されるに至った。 よって、国におかれては、新たな時代にふさわしい憲法に改めるため憲法審査会において憲法改正案を策定し、国民に丁寧に説明するとともに国民的な議論を経て国民が自ら判断する国民投票を実施できるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成26年 9月24日                          行 橋 市 議 会            所 管 事 項 調 査 表                                                 (平成26年9月24日)┌─────────┬─────────────────────────────┐│   委 員 会   │調   査   事   項                │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 行政運営について                   ││         │○ 財政問題について                   ││   総 務   │○ 財産管理について                   ││         │○ 入札及び契約について                 ││   委 員 会   │○ 消防行政について                   ││         │○ 国保行政について                   ││         │○ 後期高齢者医療について                │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 学校教育について                   ││   文教厚生   │○ 生涯教育について                   ││         │○ 文化行政について                   ││   委 員 会   │○ 介護保険について                   ││         │○ 福祉行政について                   ││         │○ 健康づくり行政について                │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 上下水道事業について                 ││         │○ 住宅建設事業について                 ││         │○ 都市計画事業について                 ││   建設経済   │○ 土木行政について                   ││         │○ 住宅新築資金等貸付事業について            ││   委 員 会   │○ 農林水産業振興について                ││         │○ 企業誘致について                   ││         │○ 商工振興について                   ││         │○ 環境及び清掃行政について               ││         │○ 観光行政について                   │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 定例会及び臨時会の会期日程について          ││   議会運営   │○ 議会の運営について                  ││   委 員 会   │○ 議会の会議規則、委員会に関する条例等について     ││         │○ 議長の諮問について                  │└─────────┴─────────────────────────────┘        平成26年9第12回行橋市議会定例会議決結果表┌───────┬──────────────────────┬───┬─────┐│  議案番号  │       件      名       │議 決│賛否の状況││       │                      │結 果│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第10号 │議会の議決により指定された市長の専決処分事項│報 告│     ││       │についての専決処分の報告について      │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第11号 │議会の議決により指定された市長の専決処分事項│報 告│     ││       │についての専決処分の報告について      │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第12号 │議会の議決により指定された市長の専決処分事項│報 告│     ││       │についての専決処分の報告について      │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第13号 │私債権の放棄の報告について         │報 告│     ││       │                      │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第14号 │私債権の放棄の報告について         │報 告│     ││       │                      │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第15号 │行橋市新型インフルエンザ等対策行動計画の作成│報 告│     ││       │について                  │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第16号 │平成25年度行橋市一般会計継続費の精算報告に│報 告│     ││       │ついて                   │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第17号 │平成25年度行橋市財政健全化判断比率の報告に│報 告│     ││       │ついて                   │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第18号 │平成25年度行橋市公共下水道事業特別会計資金│報 告│     ││       │不足比率の報告について           │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第19号 │平成25年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会計│報 告│     ││       │資金不足比率の報告について         │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第20号 │平成25年度行橋市農業集落排水事業特別会計資│報 告│     ││       │金不足比率の報告について          │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第21号 │平成25年度行橋市水道事業会計資金不足比率の│報 告│     ││       │報告について                │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第22号 │行橋市土地開発公社の経営状況について    │報 告│     ││       │                      │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第23号 │行橋市文化振興公社の経営状況について    │報 告│     ││       │                      │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第46号 │行橋市地域振興基金条例の制定について    │原 案│全員一致 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第47号 │行橋市ふるさと納税基金条例の制定について  │原 案│全員一致 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第48号 │行橋市公共施設等整備保全基金条例の制定につい│原 案│全員一致 ││       │て                      │可 決│     │└───────┴──────────────────────┴───┴─────┘┌───────┬──────────────────────┬───┬─────┐│ 議案第49号 │行橋市社会福祉基金条例の制定について    │原 案│全員一致 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第50号 │行橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に│原 案│賛成多数 ││       │関する基準を定める条例の制定について    │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│       │行橋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事│原 案│      ││ 議案第51号 │業の運営に関する基準を定める条例の制定につい│可 決│賛成多数 ││       │て                     │   │ │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第52号 │行橋市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する│原 案│賛成多数 ││       │基準を定める条例の制定について       │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第53号 │行橋市火災予防条例の一部を改正する条例の制定│原 案│全員一致 ││       │について                  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第54号 │行橋市公民館条例の一部を改正する条例の制定に│原 案│全員一致 ││       │ついて                   │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第55号 │行橋市重度障害者医療費の支給に関する条例の一│原 案│全員一致 ││       │部を改正する条例の制定について       │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第56号 │行橋市若年者専修学校等技能習得資金貸与条例の│原 案│全員一致 ││       │一部を改正する条例の制定について      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第57号 │行橋市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例│原 案│全員一致 ││       │の一部を改正する条例の制定について     │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第58号 │行橋市営住宅条例の一部を改正する条例の制定に│原 案│全員一致 ││       │ついて                   │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第59号 │行橋都市計画事業行橋駅西口地区土地区画整理事│原 案│全員一致 ││       │業施行規程の一部を改正する条例の制定について│可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第60号 │消防救急無線デジタル化整備工事請負契約の締結│原 案│全員一致 ││       │について                  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第61号 │平成26年度行橋市一般会計補正予算について │原 案│全員一致 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第62号 │平成26年度行橋市国民健康保険特別会計補正予│原 案│賛成多数 ││       │算について                 │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第63号 │平成26年度行橋市住宅新築資金等貸付事業特別│原 案│全員一致 ││       │会計補正予算について            │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第64号 │平成26年度行橋市公共下水道事業特別会計補正│原 案│全員一致 ││       │予算について                │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第65号 │平成26年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会計│原 案│全員一致 ││       │補正予算について              │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第66号 │平成26年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定│原 案│全員一致 ││       │特別会計補正予算について          │可 決│     │└───────┴──────────────────────┴───┴─────┘┌───────┬──────────────────────┬───┬─────┐│ 議案第67号 │平成26年度行橋市介護保険特別会計補正予算に│原 案│全員一致 ││       │ついて                   │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第68号 │平成26年度行橋市農業集落排水事業特別会計補│原 案│全員一致 ││       │正予算について               │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第69号 │平成26年度行橋市後期高齢者医療特別会計補正│原 案│賛成多数 ││       │予算について                │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第70号 │平成25年度行橋市一般会計歳入歳出決算の認定│認 定│賛成多数 ││       │について                  │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第71号 │平成25年度行橋市国民健康保険特別会計歳入歳│認 定│賛成多数 ││       │出決算の認定について            │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第72号 │平成25年度行橋市住宅新築資金等貸付事業特別│認 定│全員一致 ││       │会計歳入歳出決算の認定について       │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第73号 │平成25年度行橋市公共下水道事業特別会計歳入│認 定│賛成多数 ││       │歳出決算の認定について           │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第74号 │平成25年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会計│認 定│全員一致 ││       │歳入歳出決算の認定について         │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第75号 │平成25年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定│認 定│全員一致 ││       │特別会計歳入歳出決算の認定について     │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第76号 │平成25年度行橋市介護保険特別会計歳入歳出決│認 定│全員一致 ││       │算の認定について              │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第77号 │平成25年度行橋市農業集落排水事業特別会計歳│認 定│賛成多数 ││       │入歳出決算の認定について          │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第78号 │平成25年度行橋市後期高齢者医療特別会計歳入│認 定│賛成多数 ││       │歳出決算の認定について           │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第79号 │平成25年度行橋市水道事業会計未処分利益剰余│原 案│全員一致 ││       │金の処分について              │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第80号 │平成25年度行橋市水道事業会計決算の認定につ│認 定│賛成多数 ││       │いて                    │    │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第81号 │行橋市議会会議規則の一部を改正する規則の制定│原 案│賛成多数 ││       │について                  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第82号 │行橋市議会委員会条例の一部を改正する条例の制│原 案│賛成多数 ││       │定について                 │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第83号 │行橋市議会基本条例の一部を改正する条例の制定│原 案│全員一致 ││       │について                  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 諮問第 2号 │人権擁護委員候補者の推薦について      │原 案│賛成多数 ││       │                      │同 意│     │└───────┴──────────────────────┴───┴─────┘┌───────┬──────────────────────┬───┬─────┐│ 意見書第 5号 │全てのアスベスト被害者の早期救済・解決を図る│原 案│賛成多数 ││  │事等を求める意見書             │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 意見書第 6号 │「農業・農協改革」に関する意見書      │原 案│賛成多数 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 意見書第 7号 │憲法改正を求める意見書           │原 案│賛成多数 ││       │                      │可 決│     │└───────┴──────────────────────┴───┴─────┘...